家族経営の会社を辞めたいときの解決法。確実に辞めるおすすめの辞め方は?

  • 家族経営の会社を辞めたいけれど、どうしたら辞められるんだろう?
  • 辞めて転職したいけど、社長が怖くて言えない。
  • 会社から訴えるぞ!と言われたら、どうしたらいいの?

 

辞めたいと思っても、常識の通用しないワンマン会社で、頭が痛いかもしれませんね。

 

この記事では「家族経営の会社を辞める方法」「家族経営の会社のデメリット」「会社から訴えるぞと言われたときの対処法」について、お伝えします。

 

確実に退職できる方法を知って、ワンマン社長に怯え、ご機嫌取りで疲労困憊する日々に、さよならしましょう。

 

家族経営の会社を辞めたいときの解決策

家族経営の会社を辞めるポイントは次の3つです。

 

  • 辞める理由をあらかじめ用意しておく
  • 遠慮せずに退職を告げる
  • 辞めさせてもらえないなら退職代行を使う

 

このあと詳細を解説しますね。

 

辞める理由をあらかじめ用意しておく

1つ目は「辞める理由をあらかじめ用意しておく」ことです。

 

退職の際に、上司や役職者に退職理由を告げる必要があります。けれど、ワンマン社長相手や高圧的な役員相手では、とっさに言葉が出てこないかもしれません。

 

事前に、辞める理由を用意しておきましょう

 

退職理由例

・他業種でやりたい仕事ができました

・学び直すために大学院に進学します

・留学します/ワーホリに行きます

・体調不良のため退職します など

 

なお、退職届の書き方は、下記に作成例を挙げていますので、参考にしてくださいね。

 

遠慮せずに退職を告げる

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2つ目は「遠慮せずに退職を告げる」ことです。

 

突然の退職だと申し訳ないと思ったり、迷惑をかけてしまうと感じたりするやさしい人もいると思います。

 

けれど、そんなやさしいあなたが辞めたいとなる原因は、そこまで追い込んだ会社側に責任があります。遠慮せずに退職を告げましょう。

 

辞めさせてもらえないなら退職代行を使う

3つ目は「辞めさせてもらえないなら退職代行を使う」ことです。確実に退職できて、おすすめです。

 

退職代行を使ったほうがいい例

・怒鳴り散らす
・引き留めをする
・退職を拒否し続ける
・退職日に数か月先を示してくる
・告げた翌日から嫌がらせされる など

 

家族経営の会社は、身内だけのため1人に伝えただけで、情報が駄々洩れになることがあります。

 

すると、退職を告げた翌日から嫌がらせやいじめにヒートアップすることもあるでしょう。

 

ヤバいと感じたら、速攻退職代行会社を使ってください。あなたの代わりに会社との連絡やり取りを代行し、着実な代行に導いてくれますよ。自力でいうよりも、

 

ただし、退職代行の選び方を誤ると、トラブルに発展したり、辞められないこともあります。実績数をもとにした退職代行ランキングをチェックして、良質な業者にお願いして着実に退職しましょう

 

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家族経営の会社のデメリット~辞めたいなら早めに行動しよう!~

さっさと家族経営の会社を辞めたいけど、「角を立てたくない」「入社したばかりだし、世間体が気になる」などと心が揺れていませんか?

 

辞めるのを遠慮しているうちに、さらに事態が悪化する恐れがあります。あとから後悔しないように、家族経営会社のデメリットを押さえておきましょう。

 

常識が通用しづらい

怒鳴る上司

1つ目は「常識が通用しづらい」点です。

 

常識が通用しづらい例

・公私混同が当たり前
・社員のことを私物化してくる
・有給休暇はないと言い張る
・役員が社用車を私用で使う
・理不尽な独自ルールがある
・気に入らない社員を冷遇する
・家族以外の意見が一切通らない
・客観的な評価がつかない
・急に社内で家族喧嘩が勃発する など

 

なかには、結婚式の参列のために有給休暇を取得しようとしても「〇か月前に申請しないからダメ」「うちの会社は小さいから有給休暇なんてない」など、却下する会社もあると言います。

 

勤続6か月経てば、有給休暇が取得されて当然なのに、独自ルールが存在し、社長やその家族にとって不都合なことはもみ消すことも。

 

長く務めるごとに、だんだんと世間一般の常識を忘れてしまい、次の転職先で苦労するかもしれません。常識はずれな思考が定着しないうちに、離れたほうがいいでしょう

 

 

 

身内だけをひいきする

2つ目は「身内だけをひいきする」点です。

 

人間である以上、ある程度は好む人を良く評価したがる部分はあるものです。けれども、家族経営会社の身内びいきは、常識の範囲から逸脱していることも多々あります

 

身内びいきの例

・能力にかかわらず身内役員だから給料が高い
・社長の息子にはやたら甘い
・身内が仕事をしていなくても怒られない
・準備を重ねたものを、社長の身内に奪われる
・社長の息子の機嫌を損ねると、罵倒や叱責される など

 

家族経営の会社は、社長の妻が人事や経理などの事務方を担当し、現場には息子や娘などのこどもがいることが多いです。

 

家族であっても、ミスや失敗をしたら叱られるのが当然なのに、身内は一切怒られません

 

それどころか、「お前らのせいだ」「準備が足りないからだ」などと、他の従業員が理不尽に怒られることもしばしば。正当な評価システムがなく、身内びいきが萬栄しているのです。

 

いつも会社で叱られて自己評価が下がっているとしたら、社長の息子や親せきの機嫌が悪く、八つ当たりされているだけかもしれません

 

家族経営の会社では、あなたに能力があるかどうかよりも、ゴマすりやご機嫌取りをしてくれる社員を好む傾向があります。

 

正当な評価が少なく、家族経営の会社では正しい自己評価がしづらいでしょう。

 

 

 

社長や経営層からのいじめや無茶ぶりが多い

いじめ

3つ目は「社長や経営層からのいじめや無茶ぶりが多い」点です。

 

家族経営会社だと、独裁国家のようなワンマン経営であることも多いです。社長の気分や考え方1つで、指示がころころ変わり、振り回されることも多いでしょう。

 

身内をもっとも大事にし、ほかの社員は使い捨ての駒のように思い、人扱いしないケースも多々あります

 

家族経営の会社は、10名以下の少人数の会社多いため、無茶ぶりの指示に振り回され、疲れが溜まりやすいでしょう。

 

社長やその息子の憂さ晴らしとして嫌がらせをされたり、機嫌が悪い日が続いていじめにエスカレートしたりなど、一般社員にとっては居づらい会社と言えます。

 

それなのに、不景気になったり、売上が落ちたりすると、まっさきに解雇されるのが一般社員です。

 

身内に甘く、家族以外に厳しい家族経営の会社では、将来的にいきなりクビを言い渡されるリスクもあり、大変危険です

 

同僚が少なく、ストレスが溜まりやすい

女性

4つ目は「同僚が少なく、ストレスが溜まりやすい」点です。

 

少人数制の家族経営の会社は、社長、社長の妻、社長のこども、親戚、ごく少数の一般社員で構成されていることが一般的です。

 

家族以外の社員は1~2名程度のことも多く、会社での不満や愚痴を吐くこともできません

 

もし愚痴を吐いたとしたら、すぐにバレて退職へと追い込まれ、解雇に近い形になる恐れもあります。

 

けれども「社長が勝手に社用車を使って、営業に行けなくて困った」「なぜか社長のこども子守りを命じられ、泣かれたら殴られそうになった」など、公私混同したことが日常茶飯事です。

 

愚痴を言いたいのに言うこともできず、かといって目をつぶることもできない日々で、ストレスが溜まりやすいでしょう。

 

もしその環境で慣れてしまったら、歪んだ常識や会社観ができあがり、一般企業に馴染みにくい恐れがあります。非常識な人にならないよう、早めに離れるのをおすすめします。

 

 

会社から訴えるぞと言われたときの対処法

理由

勇気を出して退職を言い出したのに、「急に辞めるなんて、損失が出る。訴えるぞ」「研修中に辞めるなんて!研修料金を請求するぞ」など、無茶苦茶な訴えをされるかもしれません。

 

けれど、パニックになってバックレると、本当に損害賠償を請求されるリスクがあります。ここでは、やってはいけない辞め方と訴えられそうなときの対処法をご紹介します。

 

怖いからとバックレはNG!損害賠償のリスクがある

絶対にやってはいけない辞め方は「バックレ」です。無断欠勤を続けると、懲戒処分となる恐れがあります

 

社長が怖い、もう出勤したくないからとバックレるのは、辞めましょう。それこそ、損害賠償となるリスクがあります

 

下記ブログで「1日も出勤せずに辞める方法」について、まとめています。「出勤しないで辞める際の4つの注意点」などを読み、準備をしておきましょう。

 

では、バックレをしないで辞める方法について、お伝えします。

 

基本的には、上司や役員に退職の意向を告げて、辞めましょう。民法では2週間後に退職が可能です。

 

ただし、家族経営の会社は、法律に疎いことも多いです。

 

独自ルールで「社長が認めない限りは退職できない」「研修期間内の退職なら、給料の支払いをしない」などと主張するかもしれません。

 

その場合には、次の弁護士による退職代行にお願いしたほうがいいでしょう。

 

弁護士による退職代行にお願いする

会社が訴えるぞと言ってきたときには「弁護士による退職代行にお願いする」のをおすすめします。

 

弁護士は、いわば法律のプロです。法律に則って、法的な根拠がない場合には、会社の主張を退けてくれるからです。

 

弁護士法人なら、給料や未払い残業の請求、有給休暇を消化してからの退職なども交渉や請求をしてくれるでしょう。

 

退職金の用意がないと言い張る会社であっても、勤続年数等に基づいて、弁護士が請求ややり取りをすることも可能です。

 

もちろん、退職代行として、あなたの代わりに会社とのやり取りをすべて行ってくれて、確実に退職へと導いてくれます。早ければ最短1日で、退職が可能です

 

弁護士による退職代行なら、ガイア総合法律事務所をおすすめします。弁護士にしては珍しく、LINE無料相談を受け付けていて、傷病手当金の取得サポートなどのアフターフォローも充実しています。

 

 

確実に辞めるための退職代行の選び方

退職代行にお願いするのなら、押さえておきたいことが3つあります。

 

確実に辞めるための退職代行の選び方

・実績数の多い会社
・運営年数の長い会社
・訴訟のリスクには弁護士の退職代行

 

たとえ安くても実績数が少ない会社では、退職までに時間がかかったり、会社とトラブルに発展したりする恐れがあるからです。

 

確実に退職をし、一切会社から連絡なく辞めるためには「実績数が多い会社」を選ぶのをおすすめします実績が多いことで、豊富な実例に基づいて、冷静に対処してくれますよ。

 

同時に、注目したいのが「運営年数の長い会社」です。短期間に急成長した会社では、人手不足で返信にムラがあったり、担当者による態度の差が生じたりしがちです。

 

けれども、運営年数の長い会社なら、ノウハウもきちんと担当者全体に浸透しています。安全に退職代行を行ってくれるでしょう。

 

そこでおすすめなのが、ニコイチです。元祖退職代行会社と呼ばれ、運営年数がもっとも古いのがニコイチでした

 

退職実績数も4.4万件以上もあり、他の退職代行より2~10倍以上も実績数があります。

 

退職代行ニコイチのリアルな体験談や口コミは、下記でチェックできますよ。

 

 

退職の意向を告げてもらい、退職手続きを進めてもらうだけなら、ニコイチで十分です。けれども、こんな場合には弁護士の退職代行がおすすめです。

 

弁護士法人がおすすめのケース例

・会社が訴えるぞと言っている

・給料を払わないと会社が言っている

・サービス残業代が溜まっている

・有休消化して退職したい

・退職金をもらって辞めたい など

 

法律が絡む場合には、弁護士による退職代行にお願いしたほうがいいです。トラブルなく、着実に辞めることができます

 

ガイア総合法律事務所は、弁護士法人だからこそ請求や訴訟行為ができ、アフターフォローも充実しています。

 

対応の良さや対応の早さ、アフターフォローなどの口コミもとてもよいため、気になった方は、無料相談を利用してみてはいかがでしょうか?

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家族経営の会社を辞めたいなら、退職代行でスパッと解決しよう

解放される男性

家族経営の会社は、ワンマン社長や公私混同の家族役員なども多く、ストレスが溜まりがちです。

 

長く務めることで、ゴマすりスキルや不平等な評価に耐えるスキルなど実務にあまりプラスにならない能力ばかりが培われていきます。

 

さらに、常識が徐々に歪んでしまい、健全な会社に転職しても馴染みにくくなる恐れもあります。辞めたいと感じているのなら、早めに退職するのをおすすめします

 

退職代行にお願いすることで、引き留められる心配はありません。理不尽な要求が怖くても、すべて退職代行が代わりにやり取りしてくれますよ。

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