女性社員にばかりお茶くみさせたり、同じ職種なのに性別で給料がちがったりなど、男尊女卑のひどい会社に悩んでいませんか?
辞めたいと思っても、辞めるのにも勇気がいるため、1人頭を抱えているかもしれませんね。
けれど、男尊女卑がひどい会社勤めが苦痛なら、辞めてOKです!なぜなら男女平等に反する会社側が問題だからです。
私自身の「男尊女卑が当たり前の会社を退職したエピソード」を踏まえ、「嫌味を言われずに退職する3つの方法」をお伝えします。
対処法を知って、職場で毎日ため息ばかりつく毎日から、抜け出しましょう。
もくじ
男尊女卑がひどい仕事場は今すぐ辞めてOK!
「女性社員にばかりお茶くみをさせる」「女は寿退社が当たり前と決めつけて、昇格させてくれない」など、男尊女卑な社風に嫌気がさしている方も多いかもしれません。
そんな男尊女卑がひどい会社は、今すぐ辞めてOKです。なぜなら、男女不平等な会社自体が問題だからです。
男尊女卑の会社に長く務めると、男性を立てて女性が下がる、自己卑下するのが当たり前になる恐れがあります。ストレスも募っていき、やがて精神的な不調で勤められなくなる日が来るかもしれません。
仕事をするのが辛い、職場に行きたくないと感じているのなら、辞めても問題ありません。そのような環境を作り出している会社側に問題があるからです。
男尊女卑が当たり前の会社を退職した体験談【エピソード】
私も男尊女卑のある会社に勤めていて、意を決して辞めた経験があります。
以前、勤めていた私の会社は典型的な男尊女卑の会社でした。
・雑務は女性社員がやって当たり前
・電話応対は女性がやるもの
・現場が男性で女性が裏方
・結婚後にも会社勤めしている人が少ない など
女性ばかりに雑用をやらせていることや女性のキャリアアップの機会がないこと、正規雇用や昇格が男性中心であることなど、不満もありました。
まだ昭和の漂い社風で、男女平等からは程遠い社風に違和感や、居づらさもありました。
それでも、不景気な中での再就職の不安やハラスメントまではいかない範囲の不満で、退職するか、なかなか決め切れなかったです。
けれどある日、ぽつりと言われた一言で、退職を決意しました。それが「女性を総合職で登用するうちの会社は、男女平等だ」と豪語する社員の言葉です。
周囲の男性社員や女性社員も当たり前のようにその場を受け入れていて、心の中がとてもざわざわしました。
そのとき、「この会社では男性社員とは、一生分かり合えないな」「いくらこの会社に勤めていても、男性が主体なんだな」と、諦めのような心境になり、退職を決意。契約満了をもって、翌月退職となりました。
転職した会社は、女性の役職者がいる会社です。既婚女性や子育て中の女性社員もいて、女性も男性もフラットに意見が言い合える環境になったことで、職場ストレスが減少。
前職のような凡ミスもなくなり、仕事に打ち込めるようになりました。
嫌味を言われずに退職する3つの方法
男尊女卑の仕事場から離れたいと思っても、嫌味を言われそうで言い出しづらい人も多いかもしれません。私も言い出すのが難しく、さんざん悩んだ過去があるからその気持ち、よくわかります。
けれどご安心ください。嫌味を言われずに退職する方法が3つあります。
- 寿退社で退職する
- 体調不良と告げて退職する
- 「退職代行サービス」を利用する
このあと詳細を説明しますね。
寿退社で退職する
1つ目は「寿退社で退職する」方法です。
男尊女卑のある会社では「女性が働くのは結婚するまでの間」「結婚したら家を守るために辞めるもの」との思い込みも強かったりします。
それを逆手にとって、結婚を機に辞めると告げれば、わりとすんなり辞められることでしょう。現在独身の方や結婚の予定のある人には、おすすめです。
寿退社で退職すると告げるときの注意点は、根掘り葉掘りと交際相手のことを聞かれたり、結婚生活について詮索されるリスクがある点です。
「早く結婚しないとこどもができないから心配だったんだ」や「どこに暮らすんだ?同居するのか?」など、よけいなアドバイスをされて、気が滅入るかもしれません。
体調不良と告げて退職する
2つ目は「体調不良と告げて退職する」方法です。
理不尽な対応をされ続けると、仕事中に胃がキリキリ痛んだり、腹痛や便秘に悩まされたりすることはありませんか?
ストレスが溜まっているようなら、体調不良と告げて退職する手もあります。合理性もあり、納得してもらいやすいでしょう。
体調不良を理由にする注意点としては、休職を提案されたり、医師による診断書の提出を求められたりする恐れがある点です。
心療内科や精神科などを受診していない人は、病院を受診し、診断書を取得する手間や費用がかかるでしょう。
実際に、体調不良で休みたい、辞めたいけれども、「そんなのダメだ」と自分を責めている方は、下記ブログに解決策をまとめています。
「退職代行サービス」を利用する
3つ目は「退職代行サービス」を利用する方法です。
自力で退職を申し出ても、説得や引き留めをされそうな場合には、退職のプロに退職手続きを代行してもらうとよいでしょう。
退職の意思伝達から退職日の決定までを、一貫して会社とやり取りをし、退職完了へと導いてくれます。
お金はかかりますが、どうやって辞めるのかを考えてもんもんとするよりも、プロに任せることで確実に退職が可能です。
ただし、退職代行サービスは近年増加中で、100社以上の会社がサービス提供しています。なかには実績がほとんどなく、選ぶ会社を誤ると退職失敗のリスクもあります。
そこで、実績数や運営年数をもとにランキングでまとめましたので、ご覧くださいね。
もう二度と同じ失敗はしない!男尊女卑の会社を見抜く5つのポイント
男尊女卑の会社を辞められても、転職先がまた男性ばかりをえこひいきする会社だとストレスが溜まり、勤めてすぐに辞めたいと感じるかもしれません。
同じ失敗を繰り返さないためにも、事前に男尊女卑の会社を見抜く必要があります。アルバイトや社員登用などを含めて働いた経験をもとに、見抜く5つのポイントをご紹介しますね。
・男性の比率が多い会社
・体育会系の社風
・上層部に女性が少ない
・産休育休・健康休暇の利用率が低い
・家族経営の会社
IT業界や運送業など、従業員のほとんどが男性の会社だと、男性優位の環境になりがちです。
ある女性の知人はIT業界に勤めていましたが、9割が男性の中で働く環境でした。そこで、下着の色を聞かれたり、交際経験を勤務時間中に聞かれたりなど、男尊女卑どころかセクハラ被害を受けたといいます。
あまりにも男性が多い会社や体育会系の会社の場合、悪びれずにセクハラ発言や男性優位の発言をすることがあるかもしれません。できるだけ避けたほうがいいでしょう。
上層部に女性が少ない環境も危険性があります。女性のキャリアアップのチャンスが少なかったり、同じ仕事をしているのに男女で給料がちがったりなどするかもしれません。
ある女性の知人は、上層部が全員男性の会社で事務員をしていましたが、仕事内容はほとんど同じなのに、給料は女性の方が安いと言います。明らかに性差別ですよね。
求人や会社情報に男女比や会社役員の名前などが掲載されていますので、事前にチェックしておきましょう。
育休の取得率の少ない会社は、結婚後も続けやすい環境が整っていない可能性が高いです。家族経営の場合にも、身内だけで仕事を進めているため、常識が通用しづらいです。注意してください。
家族経営で辞めたいけど、言いづらい方は、下記の解決策を試してみてください。
セクハラ・パワハラ被害に遭ってるなら即退職代行で逃げよう
男尊女卑の会社もつらいですが、もっと注意したいのがセクハラ、パワハラに発展した場合です。ハラスメントはだんだんエスカレートして行きますので、被害に遭ったら、即退職代行で逃げましょう。
ここでは、すぐに辞めるべき具体的なケースや、退職代行を利用する5つのメリット、失敗しない退職代行の選び方などを解説していきます。
1. 退職代行を使ってでも、すぐに辞めるべきケース
まず「退職代行を使ってでも、すぐに辞めるべきケース」は、次のケースです。
・アダルト系のポスターや雑誌などが職場に置かれている
・セクシャルな内容を聞いてくる
・お触りがある/触ろうとしてくる
・住所やLINEなど個人情報を聞いてくる
・デートやホテルに誘ってくる
・断ると逆上する/仕事を与えない など
男性経験の数を聞いて来たり、付き合っている男性のことを執拗に訊いてくるのも、セクハラです。
もし「肩をもんであげようか」などと言って肩に触れてきたり、すれ違いざまにおしりを触ってきたりする場合には、即効逃げましょう。
私も過去にセクハラを受けたことがありますが、「気のせいかもしれない」と思ってやり過ごすとだんだんエスカレートし、仕事の事を考えるだけで恐怖におびえるようになってしまいます。
いきなり辞めるのは良くないと我慢していると、デートやホテルへの誘いへと発展し、取り返しがつかなくなるリスクがあります。
セクハラする側が問題ですので、退職代行を使ってでも、逃げるのを強くおすすめします。
2. 退職代行を利用する5つのメリット
退職代行を利用するメリットは次の通りです。
・最短翌日に退職できる
・依頼した後は、もう会社に連絡しなくていい
・引き留められる心配がない
・ストレスから解放される
・返却物等のやり取りもサポートしてもらえる
自力で退職の意向を告げても、引継ぎの関係で早くて翌月、引き伸ばされると半年近くかかるケースもあります。
けれども、退職代行を利用すれば、最短即日で退職できます。仕事を今すぐにでも辞めたい人にとっては、最高でしょう。
さらに、上司や会社とのやり取りを代行してもらえるので、お金を払ったあとは、もうストレスを感じることはありません。引き留めや拒否される心配がないので、安心して眠れるでしょう。
3. 失敗しない代行会社選びは「実績数と運営年数」がカギ
退職代行を依頼するとしても、どこの会社でもいいわけではありません。
ハズレを引いてしまうと、退職はできてもトラブルに発展したり、退職の意向を告げた後から代行会社と連絡が取れなくなったりなど、悲惨なことになります。
失敗しない退職代行選びは、「実績数と運営年数」がカギです。なぜなら信頼がないと十数年も事業継続なんてできないからです。長く続くからには、ノウハウや信頼、実績が続いています。
30社近くを比較検討した結果、退職代行ニコイチが創業18年ともっとも長く、440万件以上と圧倒的な実績数を持っていました。
さらにアフターフォローも2か月あるため、退職届の提出や仕事場に置きっぱなしの私物の回収などもサポートしてくれます。口コミや評判などもまとめていますので、ご一読くださいね。
4. ハラスメント被害で慰謝料もしたいなら弁護士がおすすめ
「すぐに退職をしたい」「面倒な引き留めなく辞めたい」だけならば、退職代行ニコイチが業界最安値で、実績数も豊富なのでおすすめです。
けれども、「セクハラやパワハラ被害の慰謝料が欲しい」「会社を訴えたい」などの気持ちがあるのなら、弁護士による退職代行がおすすめです。
法律の専門家に任せることで、退職代行に加えて、証拠等をもとに、慰謝料請求もできます。
法律に則って、慰謝料請求や訴訟などの対処をしてくれるので、泣き寝入りする必要はありません。
弁護士による退職代行なら、ガイア総合法律事務所をおすすめします。弁護士法人にしてはめずらしく、事前の無料相談もあり、アフターフォローもついているからです。
さらに、会社のせいで体調不良になった場合の傷病手当金のサポートも行ってくれるので、まずは無料相談をおすすめします。
男尊女卑の会社を辞め、女性が安心して働ける職場に転職しよう
何で女性というだけで、こんな理不尽な思いをしないといけないんだろうと、苦しんでいませんか?
頑張っているのに、女性というだけで雑用しかさせてくれない、給料格差がある、男女差別をされるなど、不満があるのなら、我慢せずに退職しましょう。
世の中には、女性の人権を大事にしてくれる会社もあります。次の会社に転職した時、男女差別も男尊女卑もなく、フラットでとても働きやすく、息がしやすくなりました。
そして、同時に思ったのがもっと早く辞めていれば、こんなに苦しい思いも、自分を責める毎日もなかったかな、と感じています。
あなたがもう仕事を辞めたいと願っているのなら、退職代行を使ってでも辞めましょう。
退職代行なんて、と思うかもしれませんが、差別やセクハラをしている会社に落ち度があります。あなたのせいではありません。
まずはLINEで無料相談してみてください。無事に退職できたなら、次は女性が安心して働ける職場に転職しましょう。
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