仕事を教わってもミスしてばかりで、容量の悪い自分に嫌気が差していませんか?同期と比べて仕事も遅く、もう辞めたい心境かもしれませんね。
私も仕事の要領が悪く、自己嫌悪に陥った経験があります。その経験を踏まえて、要領が悪い原因や解決策について、ご紹介します。実際に要領が悪くて辞めたエピソードもご紹介しますので、容量が悪くて辞めようか迷っている人は参考にしてくださいね。
もくじ
要領が悪いホントの原因は?代表的な3つの理由
要領が悪いのは、性格や能力のせいではありません。本当の原因は「相性」「興味関心」「職場の人間関係」のいずれかです。くわしく説明しますね。
仕事内容や職場環境との相性だから
1つ目は「仕事内容や職場環境との相性が悪いから」です。
誰だって、向き―不向きはあります。たとえば整理整頓が苦手なのに、総務で文具やファイルなどを整理する仕事を任されたら、書類が散らかったまま片付かないことでしょう。
職場では、上司や同僚に迷惑そうにされたり、厄介者の扱いをされたりするかもしれません。けれども、能力が低いのではなく、あなたの適性と今の仕事の相性が悪いだけです。
相性が悪い仕事だと次のことが起こります。
・仕事でミスばかりする
・同僚はテキパキしているのに、自分だけ仕事が遅い
・上司からよく怒られる
・鈍くさくてムダな行動が多い
・職場で迷惑そうにされる
・向いてないんじゃないかと言われる など
もし上司や同僚などに「向いてないんじゃない」と言われたのなら、適性に合わない仕事場についている可能性が高いでしょう。早めの退職を検討してみてください。
「この仕事向いていないんじゃない」と言われて傷ついた心へのケア方法は、下記記事にまとめていますので、参考にしてください。
興味が低いと覚えられないから
2つ目は「興味が低いと覚えられないから」です。
今のあなたのお仕事は、興味のある仕事ですか?仕事をお金のためと割り切れない場合には、やりがいが見出せないことで、要領が悪くなっている可能性が考えられます。
たとえばあなたの趣味がポップミュージックだとして、音楽関係のマーケティングの仕事に就いていた場合、少しでも早く最新情報を得ようと必死に仕事を覚えようとするのではないでしょうか?
けれども、全然興味のない演歌の場合には、意欲も下がってしまい、覚えようとしても覚えられず、「要領が悪い人」となっているのかもしれません。
そのまま働き続けると、マイナス評価が定着し、精神的にも職場に居づらくなる可能性があります。早めに転職に向けて行動しましょう。
職場の人間関係が原因にあるから
3つ目は「職場の人間関係に原因があるから」です。
今の職場が働きやすいですか?それとも少しでも早く休日になることを願ってしまう職場でしょうか?
・職場の人間関係がギスギスしている
・体育会系のノリについていけず、つらい
・男尊女卑の会社で、女性はまともな扱いをされない
・上司や先輩が仕事を教えてくれない
・悪口や陰口は萬栄している など
職場の空気が悪いと、わからないことを聞くのもしんどいものです。
勇気を出して質問しても「何でこんなのもわからないの?」「これぐらい調べたら?」などと言われようものなら、非効率でも考えられる手段をいろいろ試すしかありません。
結果的に、要領が悪くて鈍くさいように、周囲には映るのです。あなたの能力というよりも職場の人間関係や社風などの問題です。
要領の悪さを改善するには?9つの解決法
自分に非がないとわかっても、今すぐに退職や転職する人以外は、このまま開き直って働くわけにもいきません。そこで、しばらくは働き続ける人向けに、9つの解決法をご紹介します。
・焦らずに1つずつ業務をこなす
・マルチタスクをしない
・優先順位をつけてこなす
・時間を決めて取り組む
・多すぎる業務は断る/上司に再分配を依頼する
・わからないことはすぐに質問する/なんとなくで仕事しない
・仕事内容に興味を持つ
・先輩や上司に相談する/キーマンを味方につける
・諦めて退職する
要領が悪いと言われる人は、複数の業務を同時並行で進めないことが大事です。マルチタスクは仕事ができる人以外、失敗するリスクが高いからです。なるべく着実に仕事をこなすようにしましょう。
特に興味のあまりない仕事の場合には、十分に内容を熟知していないケースも多いです。焦らずに1つずつ業務を行うことで、ミスを減らせます。
優先順位のつけ方で迷ったら、経験則や直感で判断するよりも、上司や先輩に相談するのがおすすめです。できる人に聞くことで、無駄のない行動に変えられるでしょう。
ついでに、キーマンが味方に付いてくれれば、職場での居心地の悪さも和らぎ、一石二鳥です。
多めの仕事が割り振られたら、何とか頑張ろうとするよりも上司に相談をしてもらったり、再分配してもらったりしたほうがいいです。
頑張っても〆切に間に合わないと怒られますが、あらかじめスケジュールにゆとりがあるよう状態で伝えることで、別の人に割り振ってもらえるでしょう。
けれども、上司が質問にも答えてくれなかったり、過剰業務の再分配をしてくれなかったりするのなら、このまま勤めても状況の改善がとても厳しいです。
協力者なくスキルや知識の増幅は叶わないからです。そんなときには、早めに退職をしたほうがいいでしょう。なお、退職しづらい雰囲気の会社なら、退職代行もありますよ。
100社以上乱立する退職代行でどこがいいのか、実績数や運営年数をもとにランキング化しましたので、参考にしてください。
要領が悪い会社を辞めていい3つの理由
要領の悪い会社を辞めてもOKです。理由は3つあります。
・仕事内容に興味がないと理解が深まらないから
・仕事の不向きを克服するのが難しいから
・他者を変えることはできないから
仕事内容に興味がないと、仕事への理解が深まりません。「もっと知りたい」「もっとできるようになりたい」などの意欲がわかないのなら、興味が持てる仕事を探したほうがいいです。
また、仕事の不向きを克服するのが難しいでしょう。なぜなら、向き―不向きは一種の相性であって、誰にだって存在するものだからです。
合わない環境で必死に自分を押し殺して頑張るよりも、合う会社を見つけたほうが、よっぽどあなたらしく働くことができるでしょう。
さいごに、他者を変えることはできないからです。職場の人間関係が悪いと、業務的に聞かなくてはならないことも、まともに回答が得られません。
仕事が覚えられない状況を根本的に変えられず、いつまでも仕事の出来ない人呼ばわりされる可能性が濃厚です。
そこまで露骨な嫌がらせでなくても、職場内みんな多忙で質問できる雰囲気でない会社や仕事の再分配のない会社も、同じく根本解決が厳しいです。
職場で居心地が悪く、もう辞めたいと感じているのなら、退職したほうがいいでしょう。
もし人手不足や強面上司などで退職を言い出せないのなら、退職代行を利用するのがおすすめです。ストレスフリーで手続きを代行し、退職を完了してくれます。
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【体験談】退職してよかった人のエピソード
要領が悪くて居心地の悪い会社を退職した体験談を紹介します。
淡々と行うのが得意そうだから、と勧められて働き始めたのが、スーパーのレジでした。接客業ではあるものの、淡々と商品をスキャンしていくお仕事です。
けれど、当時の私はとても鈍くさく、一緒に働く人と比べてスキャンするスピードが1.5倍くらい遅かったのです。何度も練習の機会で練習するものの、なかなか上達しない日々。
あとから入った人の方が上達は早く、焦りやプレッシャーがとても大きかったです。先輩に話を聞いても「慣れれば大丈夫」とまともなアドバイスがなく、一向にスピードが改善しない日々でした。
だんだんと後輩にもスピードで抜かれ、しだいに自己嫌悪も募っていき、退職しました。その後、会社員で内勤の仕事をしました。
次の会社も淡々と仕事をする内容ではあるものの、マニュアルや改善方法などがしっかりある会社であったため、働く月日とともに仕事を覚えることができ、むしろ仕事が早いと言われる日が来るようになりました。
この経験から、仕事との相性や向き―不向きがある、ということを痛感しました。合わないのなら、辞めて合う仕事を見つけたほうが幸せだと思います。
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要領の悪さは相性が悪いせい。会社を辞めて向く仕事をしよう
要領が悪く、職場で心無い言葉を浴びせられると、気持ちが落ちてしまうかもしれません。
けれども、要領の悪さは能力的な問題ではなく、職場の人間関係や内容の相性によるものです。自分を責めてつらくなるのではなく、会社を辞めて向く仕事に切り替えましょう。
退職を言い出しにくいなら、代わりに上司に退職を告げてくれる退職代行もあります。めんどうなことは退職代行が片づけてくれます。
特にニコイチなら100社位以上ある退職代行の中でもっとも歴史が古く、実績数も4.4万件以上とトップクラスのため、ストレスフリーの退職をサポートしてくれるでしょう。
我慢して心が病むよりも、早めに決断したほうがあなたのためになります。私も退職してラクになれました。あなたに合う仕事へと切り替えましょう。
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