会社で評価されないから辞めたいはアリ?働き続けるか退職するかの見極め方

努力を重ねているのに、全然評価されなくて悔しい思いをしていませんか?

 

成績も悪くはなく、会社からの評価基準に納得できないと、退職も頭をよぎりますよね。そこで、この記事では「会社に評価されない理由と退職を見極める方法」などをお伝えします。

 

辞めたいけど、このまま今の会社で評価されるのなら続けたい、などと心が揺れているのなら、どちらの選択肢がよいのか「3つの基準」を参考にしてみてください

 

会社から評価されないのはなぜ?おもな5つの理由

仕事ぶりも悪くはなく、むしろ良い方だと思っているのに、会社から十分な評価がされないのなら、5つの原因のいずれかにあてはまっているかもしれません。

 

評価されない5つの理由を見ていきましょう。

 

会社の評価基準を押さえられていないから

1つ目は「会社の評価基準が押さえられていない」からです。

 

・会社と自身の評価のズレがある
・会社が重視する基準をクリアしていない
・努力の方向性のズレている など

 

自分なりに努力をし、仕事ぶりがよいと判断していても、会社が重視する評価基準を達成していないとよい評価はもらえません。

 

たとえ、あなたがチームメンバーの分の仕事を抱えて連日残業していても、会社としては「短時間で書類作成できる方が優秀だ」と考えている場合、評価されない恐れがあります。

 

むしろ毎日定時で上がり、納期前までに着実に仕事を仕上げる人材を評価するケースもあるでしょう。

 

努力をしていても、その方向性がずれているようでは、評価をもらえないからです上司との面談やミーティング時などに「評価基準の認識のずれ」が生じていないか確認してみましょう

 

上司に気に入られていないから

いじめ

2つ目は「上司に気に入られていない」からです。

 

上司の好みで評価が下がるなんて、信じられないかもしれません。けれども、明確な基準のない会社では「上司のお眼鏡にかなう人材」が評価されやすい傾向があります

 

・上司と十分にコミュニケーションが取れているか
・上司の好みが押さえられているか
・上司にかわいがられているか など

 

ゴマすりやご機嫌取りをしたくない人もいることでしょう。私もイヤですが、残念ながら古い体制の会社や日系企業の中には、いまだに主観的な評価が大きく関わることがあります

 

上司に疎まれていたり、仕事後の飲みにケーションが少なかったり、仕事後のお付き合いへの参加率が低かったりすると、影響する可能性があると覚えておきましょう。

 

職場でのコミュニケーションが良好でないから

3つ目は「職場でのコミュニケーションが良好でない」からです。

 

仕事が速く、正確であったり、個人成績が良好であったり、仕事ぶりは良いのに評価されないとしたら、職場のコミュニケーションが関係しているかもしれません。

 

特に日系企業では和を重んじます。個人プレーだけよくても、チームの輪を乱したり、協調性が乏しかったり、チームへの貢献度が低かったりすると、むしろ評価が悪くなることさえあります

 

会社での評価基準は、上司や第三者が行います。会社によっては、チームメンバーの意見が吸い上げられることもあり、ふだんからのコミュニケーションが良好でないと、他者評価が厳しくなることもあるでしょう。

 

会社のルールや就業規則などを守れていないから

4つ目は「会社のルールや就業規則などを守れていない」からです。

 

仕事ぶりが優秀であったとしても、社内ルールや就業規則にルーズだと、評価は低くなります。

 

・遅刻や無断欠勤がある
・報連相を徹底していない(報告・連絡・相談)
・挨拶や謝罪をしない
・納期に遅れる など

 

会社によっては「社内行事への参加」「社内コミュニケーション(飲みにケーション)への参加」なども、暗黙の了解になっていて、不参加が続くと評価に響くケースもあるでしょう。

 

今一度、これまでの行動を顧みて、社内ルールや基本的な就業規則、倫理などを守れているのかなどを確認してみましょう。

 

会社の要求が高いから

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5つ目は「会社の要求が高い」からです。

 

あなたの個人成績が客観的に良くても、さらに上回る成績の人が多いなら、会社からの評価は厳しくなります。

 

仮に毎月3件の商談を契約していたとしても、同僚が月5件、10件取っていればかすんで見えるでしょう。あるいは毎月100万円稼いでも、個人ノルマが150万円なら、未達の扱いをされます。

 

・同僚やチーム内の成績が良すぎる
・会社のノルマが高すぎる
・社内目標が高すぎる など

 

周囲が優秀すぎる環境や会社から要求が高い場合には、辛口評価がついてしまいます。

 

会社に評価されないから退職するのはアリ!3つの理由

会社からの評価が芳しくなくて「もう辞めたい」「別の会社でやり直したい」と思っているのなら、退職するのもアリです。それは3つの理由があります。

 

努力が実らずに自信喪失するから

女性

1つ目は「努力が実らずに自信喪失するから」です。

 

会社からの高い要求や優秀過ぎる同僚などによって、いくら努力をしても日の目を浴びないのなら、だんだんと自信喪失します。「これっぽっちの自分だったのか」と自己肯定感が下がり、劣等感や猜疑心まで芽生えるかもしれません。

 

今の会社で能力が発揮できない、いくら努力しても実らないのなら、退職するのも1つの道でしょう。

 

 

正しく評価されずに劣等感を抱くから

残念

2つ目は「正しく評価されずに劣等感を抱く」からです。

 

・個人プレーでは成績優秀でも、チーム貢献度が低い
・チームメンバーとのあまりうまくいっていない
・上司と馬が合わない など

 

本来は能力が高いのに、納得できない評価をされていると、だんだんと「コレが自分の評価なのかも」と自己評価も下がり、次第に劣等感を抱くこともあるでしょう。

 

そのまま働き続けると、ネガティブ思考が定着し、抑うつ状態などの精神不調に発展するリスクがあります。そうならないように、早めに退職するのもアリです

 

なお、能力不足による劣等感を感じている人は、下記の記事も併せて読むことをおすすめします。

 

会社や職種が向いていない可能性があるから

ストレス

3つ目は「会社や職種に向いていない可能性がある」からです。

 

誰にだって向き―不向きはあります。評価がされないのは、単に今の会社や職種があっていないだけかもしれません。

 

・計算が苦手なのに、経理
・人見知りなのに、営業職
・デスクワークが苦手なのに、事務職
・個人プレーヤーなのに日系企業 など

 

合わないのに無理して働いても、よい評価は得づらいです。今一度、自己分析をし、合わない原因を見つめ直して、退職・転職してみるのもよいでしょう。

 

退職したいのに辞められない!最短で退職する方法

キャリア

・退職したいけど、上司に言うのが怖い
・上司に引き留められそう
・説得されて3か月以上引き延ばされている人を見た など

 

今の会社を辞めたいのに、引き留めなど考えると憂うつで一歩踏み出せないかもしれません。そんなときには、退職代行サービスがあります

 

あなたの代わりに会社と退職日をすり合わせてくれて、めんどうなやり取りもすべて引き受けてくれます。自宅で待っている間に退職完了させてくれるので、最短で退職できます。

 

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会社を辞めるか、働き続けるかを見極めるには?3つの基準

辞めたいと思いつつも、評価されない原因がわかり、もう少しだけ頑張ろうかと迷っているかもしれませんね。そこで、辞める―働き続けることを見極める「3つの基準」をご紹介します。

 

評価制度が明確にある

スコア

今の会社で働き続けるのなら「評価基準が明確にあるか」を確認しましょう。

 

もし評価基準が明確にないのなら、次のようなリスクがあります。

 

・上司によって評価にずれやブレが生じるリスク
・上司の好みで評価されるリスク
・年功序列や性別によって評価されるリスク

 

業績も、チーム貢献度等もよいのに、「〇歳だから」「女性だから」などで、評価が一律な会社は、努力を一切甘味しないため、辞めた方がよいでしょう。

 

今の会社に明確な評価制度があるか、確認する方法は極めてシンプルです。ずばり「上司や人事部に確認」です。

 

できれば、資料などの記録媒体で記載してもらえると証拠にもなり、安心できるでしょう。面談時やミーティング時などに、尋ねるのがおすすめです。

 

相対評価で上位に入れる

今の会社で働き続けるのなら「相対評価で上位に入れる」か、確認しましょう。

 

優秀過ぎる人が多いと、他の会社では普通であっても、劣等生になるリスクがあるからです。役職などのポストは、数が決まっています。同じく評価も、みんな頑張ったからみんなプラスになるということは稀でしょう。

 

今の会社でどの程度上位に入れるか、調べてみるのをおすすめします。もし努力しても普通で、相対評価によってよい評価が得づらいのなら、退職したほうがいいでしょう

 

別の会社に入ることで、優秀と評価されて、ボーナスや役職などで還元してもらえる可能性が高まります。

 

上司や会社などの人間関係が良好

今の会社で働き続けるのなら「上司や会社などの人間関係が良好」か、確認しましょう。

 

いくら仕事ができても、会社やチームとの相性が悪いとマイナス評価になりかねません。上司との性格が合わないのも評価に響く恐れがあるため、客観的に人間関係を見つめ直してみるのをおすすめします。

 

チームとは仲良くても上司とは険悪であったり、チームメンバーと馴染めなかったりするのなら、退職したほうがよいでしょう。

 

関係性を再構築するよりも、1から作っていく方がよっぽど楽だからです。次の会社では、あなたの肌に合う会社に就職しましょう。

 

正しく評価されないのなら、みじめになる前に辞めて正解

頑張っていても上司と相性が悪い、優秀過ぎる人が多くて目立つことができない、などの場合には、みじめになる前に辞めてOKです。

 

誰にだって向き―不向きな会社や職場環境があります。今回の経験をもとに、適した職種や職場の環境などを見つめ直し、能力が正しく評価される会社に転職しましょう。

 

退職にてこずるようなら、退職代行も検討してみてください。退職にまつわる相談を無料相談で力になってくれますよ。

 

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