給料安いと結婚できない?女性心理と対処法を心のプロが解説

結婚願望はあっても、給料が低いから結婚できないかも、と諦めモードになっていませんか?

 

結論から言いますと、年収が低くても結婚している男性もいます。私の知人にも、高収入の女性と出会い、所得の低い男性が専業主夫となってすべての家事をこなし、円満な過程を築いている人もいるからです。

 

けれども、養ってくれる女性や年収200万円程度で受け入れてくれる女性を待っていても、時間だけが過ぎてしまう恐れもあります。

 

そこで、この記事では「女性が求める平均年収」や「400万以上の年収を求める女性が多い理由」「給料低いけど結婚したい人への対処法」をご紹介します。

 

女性心理を知り、不安を払しょくしましょう。

 

給料安い男性は結婚できない?女性が求める年収

まずは、全国平均の年収と最も多い年収から押さえていきましょう。

 

男性545万円、女性302万円

もっとも多いのが男性400~500万円17.5%、女性100~200万円22.5%

国税庁「民間給与実態統計調査結果の概要」令 和 3 年 分 民間給与実態統計調査 -調査結果報告-

 

あなたの年収が545万円より高ければ、平均より給料が高いです。400~500万円だと平均と同程度、400万円未満だと、低い分類になるでしょう。

 

では、全国の女性はどのくらいの年収を求めるのでしょうか?

【結婚相手に求める年収額は?】

第1位:500万円以上600万円未満 24.8%

第2位:400万円以上500万円未満 23.6%

第3位:300万円以上400万円未満 19.4%

第4位:600万円以上700万円未満 11.6%

第5位:200万円以上300万円未満  7.4%

ホワイトキー「低年収は結婚できない説」を斬る!」

 

400~600万円で44.8%になります。年収400万円以上がおよその女性の求める水準と言えるでしょう。

 

全国平均年収でもっとも多いのも400~500万円でした。現実的な女性らしく、結婚相手に求める基準もとても現実的な数字と言えるでしょう。

 

なぜ年収400万円以上を求める女性が半数以上なのか?

給料が低い人からすると、年収400万円以上を求める女性が多い現実から目をそらしたくなるかもしれません。ここでは、年収400万円以上を求める女性心理について、解説します。

 

不自由のない家庭を築きたいから

1つ目は「不自由のない家庭を築きたいから」です。

 

結婚後にラクしたいだとか、ぜいたくな暮らしをしたいのだとか夢を見ているわけではありません。もし仮に毎月のように旅行をし、高級ホテルでの宿泊を満喫したいのなら、もっと所得がないと厳しいからです。

 

年収400万円以上を求めるのは「不自由でない暮らしがしたいから」です。

 

二人暮らしもしくはファミリーで暮らせる物件に住み、空腹が満たせるだけの食事ができ、極端な節約生活を送らずに電気や水道などが使える生活。そして、将来に向けて貯金や少額の積み立て投資などができる所得です。

 

私の知人で、20代で結婚したカップルがいます。ご主人の年収は年収300万円台ですが、遊びたい盛りご主人は交際費がかさみ、日々の家計簿はほぼ赤字だったそうです。

 

さらに若いということもあり、食費もかさんで、奥様は3食のご飯を食べるのを諦めて、食費を減らしてなんとか生活を送るようになっていました。

 

知人からこのような話を聞くと、毎食ご飯が食べられて、滞りなく支払いができる収入として400万円台に落ち着きます。いくら愛し合っていたとしても、3食のご飯が厳しい生活では、心がすさんでいくからです。

 

こどもを産み育てたいから

2つ目は「こどもを産み育てたいから」です。

 

結婚したら、こどもも持ちたいと願うのは男女ともにごく自然な願いです。そして、こどもを産んでも生活が苦しくならないよう、出産一時金や定期健診のチケット配布、産休や育休制度など、妊娠や子育て中にもらえる給付金や国の制度も存在します。

 

しかし、いざこどもができると、想定外のことが起こることも日常茶飯事です。妊娠中毒症で緊急入院になったり、こどもの既往症によって産後の職場復帰ができなくなったりすることもあるからです。

 

学生時代の友人や職場の同僚などで、妊娠中や出産後に思うように働けないエピソードを共有されていると「いざというときは養える財力のある男性と結婚したい」と思うのは、ごく自然の感情ではないでしょうか?

 

甘えたいわけではないのです。せめて事情があって働けないときに「俺に任せろ」と言ってくれて、実際に頼っても大丈夫そうな経済力による精神的な安定剤が欲しいだけです。

 

ダブルインカム(共働き収入)で考えていた友人夫婦は、こどもに先天性障害があったことで、奥様が退職し、付きっ切りの看病生活を送っていました。

 

ご主人の経済力が悪いわけではないそうですが、日々の生活費に加えて入院費や重なる手術代によって「副業しないと」とぼやくなど、なかなか生活が大変そうでした。

 

そういった家庭や先輩夫婦を見た経験が多いほど、将来への不安と精神的な安定を求めて、より堅実な収入のある男性を求めてしまうのです。

 

年収が高い男性の方が成長意欲は高いと感じるから

選ぶ

3つ目は「年収が高い男性の方が成長意欲は高いと感じるから」です。

 

年収を分ける大きな要素が「正規雇用かどうか」がかかわってきます。非正規雇用の男性だと年収が200万円台のケースもあり、300万円未満のこともしばしばです。

 

就職が決まらずに、安易にパートを選んでいる男性を魅力的だと感じる女性は少ないでしょう。

 

もちろん、給料が低くても「代わりに副業を頑張って、収入を増やそう」「資格の勉強をして、正社員を目指そう」とひたむきに頑張る男性は、女性もちゃんと見ています。

 

今はまだ給料が安くても、いつか花開くまで、私が支えよう」と結婚に至るケースもあるからです。

 

高収入はかんたんに手に入るわけではありません。果敢に転職にチャレンジしたり、仕事関連の資格取得をしたり、副業の勉強をせっせとして増やしたりなど、努力なしに年収は上がらないからです。

 

その意味で、努力が感じられたり、成長意欲が感じとれるのは年収の高い人、と言えるかもしれません。

 

給料安いけど結婚したいときの対処法

多くの女性陣が年収400万円以上を求めることを知り、「300万以下だけどどうしたらいいんだ?」「ボーナスもないし、結婚できない…?」と嘆いていませんか?

 

大丈夫です。給料が低くても、結婚する方法があります。ここでは対処法をご紹介します。

 

年収の高い会社に転職をする

会社

一番早いのが年収の高い会社への転職です。会社内で努力をしても、賞与や昇給は微々たるものです。しかし、転職することで月収を2~3万円上げるのは決して難しくありません。

 

私も転職によって全く違う業界で働きましたが、月収が2~3万円アップし、年収でいうと30万円以上も上がった経験があります。今の会社への未練がないなら転職しましょう。

 

副業を始め、総所得を高める

今の会社の仕事が気に入っていたり、人間関係がよくて辞めたくなかったりするのなら、副業をする手もあります。

 

得意を活かしたり、すでにある人脈を活かしたりすることで、月収5万円ほどのアップはそう難しくありません。挑戦する価値はあるでしょう。

 

資格取得をして昇給を狙う

さいごに、技術職等のお仕事なら、資格取得をするのも手です。エンジニアを中心に、仕事関係の上位資格を取ることで、仕事で担える範囲が増えるだけでなく、直接的に年収が上がるケースもあります。

 

必要資格を取得し、経験を積むことで、リーダーやマネージャーなどにキャリアアップすれば、大幅な年収アップも目指せるかもしれません。

 

自分に合う方法を選び、まずは必要な情報収集から始めてみましょう。

 

給料が安い悩みなら、転職して年収アップさせよう

仕事

給料が安い悩みで「結婚できるかな」と不安なら、一番手っ取り早いのが「転職」です。

 

退職し、今よりも高収入の見込める会社に転職することで、大幅な年収アップも目指せるかもしれません。今の会社への未練がほぼないのなら、退職の計画を練りましょう。

 

もし上司が人手不足などを理由に退職を拒むのなら、退職代行に依頼するのもおすすめです。面倒な手続きをすべて代行してくれて、最短で即日の退職が可能です。

 

退職代行代も低所得者にはきついですが、一回支払うだけで、退職が叶います。その後、給料が2~3万円上がれば、すぐに出費はカバーできるので、早めに行動しましょう。

 

早めに行動することで、理想の未来へと近づくことができます。退職代行に無料相談してみるのもよいでしょう。

 

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