
会社で孤立して辞めたいけど「我慢してでも働くべきか?それとも退職すべきか?」と、心が揺れていませんか?
結論から言いますと、無理して働き続けるよりも、すぐに辞めるのをおすすめします。
ストレスが限界を超えれば、適応障害やうつ病などを発症し、まともに働けなくなる恐れがあるからです。
けれども、つらい孤立を転職先でも繰り返さないように、原因を知ることも大事なことです。この記事では、5つの原因と対策をご紹介します。
対策を打って、苦痛な会社員生活を手放していきましょう。
会社で孤立して辞めたいならすぐに退職してOK
会社での居心地が悪く、仲間外れや孤立を感じているのなら、すぐに退職してOKです。なぜなら、無理して働き続ける方がよっぽどリスクだからです。
ストレスをこらえて働き続けると、次のリスクがあります。
・心のバランスが崩れて、適応障害やうつ病のリスクが高まる
・体調を崩し、持病が悪化する
・免疫機能が低下して、病気になりやすくなる
ストレスは目に見えないために、我慢してしまう人も多いです。
けれども、一度うつ病になると、働き続けることが難しく、休職や退職に追い込まれ、再就職がなかなかできない相談者もいます。
さらに、一度発症すると完治が難しく、何度も再発することが多い精神疾患です。
ストレスを我慢して働き続けることで、今後のキャリアや私生活などを台無しにしてしまうリスクを考えたら、辞めたいという心のSOSを拾い、すぐに退職することをおすすめします。
もし上司に退職を言い出すのが怖いなら、退職代行サービスを頼ってください。あなたの代わりに会社とのやり取りを代行し、退職完了までサポートしてくれます。
退職率100%で実績豊富な会社に任せることで、最短即日で退職もできます。
自力で頑張ろうとして時間がかかるより、専門家の力を借りてすばやく辞めて、ストレスフリーになりましょう。
会社で孤立する5つの原因と転職先でくりかえさないための対策
「いざ退職するぞ」と決意しても、転職先でふたたび孤立する恐れもあります。悲劇を繰り返さないために、孤立する原因を知り、対策を打ちましょう。
おもな原因は次の5つです。
- コミュニケーションが苦手で人付き合いが悪い
- 新卒・中途入社などで、職場環境に馴染めていないだけ
- 社風や仕事内容と合わない
- 能力が高く、職場で妬まれた
- 上司やお局様などのキーパーソンに嫌われた
再犯防止のためにも、具体例を見ながら、どの原因にあてはまるのかをチェックしてみてください。
1. コミュニケーションが苦手で人付き合いが悪い
1つ目は「コミュニケーションが苦手で人付き合いが悪い」からです。
上司や同僚などに、自分からコミュニケーションを取ろうとしていますか?
ひょっとすると人見知りや口下手な性格で、交流に消極的になっているかもしれませんね。
けれども、交流を避けてばかりいると、相手からのイメージが悪くなることもあります。
生意気だと勘違いされたり、職場の人を毛嫌いしているように見えたりするかもしれません。
転職先で同じ失敗を繰り返さないためには「自分から挨拶をする」「雑談を心がける」のをおすすめします。
挨拶されたら返すのではなく、主体的に元気よく声かけしましょう。それだけで印象が変わることもよくあります。
仕事に熱中しすぎずに、適度に雑談するのも仲良くなる人を作り、孤立を避ける有効打ですよ。
2. 新卒・中途入社などで、職場環境に馴染めていないだけ
2つ目は「新卒・中途入社などで、職場環境に馴染めていないだけ」です。
中小企業の新卒採用や中途採用枠はとても少なく、1名だけのケースもあるでしょう。その場合、すでに先輩社員たちによって、職場環境は出来上がっています。
自ら率先して声をかけたり、助言を乞ったりなど、上手に立ち回らないと、馴染みにくいでしょう。
一度できあがった職場環境そのものを変えるのは困難です。
次の転職先では馴染めるように、1~2名の枠ではなく、まとまった人数の募集がある案件を探してみるとよいでしょう。
3. 社風や仕事内容と合わない
3つ目は「社風や仕事内容と合わない」からです。
どの会社もそれぞれ社風があります。
・静かで黙々と作業に打ち込む社風
・体育会系で元気いっぱいの社風
・飲みにケーションが多い社風
・女性が多く密なコミュニケーションのある社風 など
人によって合う―合わないが存在します。仕事内容自体は合っていても、社風に合わないと浮いてしまい、馴染めずに孤立してしまうこともあるでしょう。
無理に合わせようにしても、合わない環境に馴染む努力は厳しさがあります。
次の会社では、求人をよく見て社風が合うのかを見極めることが肝心です。
・元気いっぱい、体力自慢歓迎→体育会系の可能性が高い
・20~30代女性が多数活躍中→女性が多く密な交流の可能性が高い
・アットホームな会社→家族経営や密な交流の多い可能性が高い
求人広告にはヒントがたくさん載っています。合わない社風と判断したら、エントリーはよしましょう。
なお、家族経営のデメリットやトラブルへの対処方法は、下記にまとめていますよ。
4. 能力が高く、職場で妬まれた
4つ目は「能力が高く、職場で妬まれた」からです。
年功序列の残る会社や男女差別の残る会社の場合、能力を発揮することで、いらぬトラブルに発展することもあります。
- 先輩を立てないなんて、なんて生意気なんだ!
- 上司を馬鹿にしているのか?なぜおまえが案を出すんだ
- 女のくせに、何を考えているんだ。 など
本来なら能力を発揮して企画が通る、良い成績を収められた、などの結果が出たら、喜ぶところです。
年功序列の強い会社に勤めているなら、成績を横取りされたり、能力を発揮したことで先輩や上司に妬まれて居場所がなくなったりする恐れがあります。
でも、男女差別のある会社だと、妬みから嫌がらせに発展し、孤立させられるいじめに発展するかもしれません。
転職先でも同じ失敗をしないように、男尊女卑などを見極める目を養うことが肝心です。男尊女卑を見極める5つの方法を参考にしてください。
5. 上司やお局様などのキーパーソンに嫌われた
5つ目は「上司やお局様などのキーパーソンに嫌われた」からです。
・出社してもコソコソと陰口を叩かれる
・自分だけ社内イベントの誘いが来ない
・挨拶をしても返してもらえない
・仲のいい人がいなくて居心地が悪い など
出勤しても居心地が悪く、孤立してしまった原因は、上司やお局様から嫌われてしまい「あいつに声をかけるな」と指示が周知されている恐れがあります。
力を持っている人には、多くの社員が逆らえません。かわいそうだ、と思いつつも周りからの助けは入りづらいでしょう。
転職先でも孤立しないよう、キーパーソンを早期に見極めることが肝心です。よく観察をして、好んでいる人と仲良くするとよいでしょう。
心のプロが教える!孤立したときの5つの対処法
転職はしたいと思っていても、転職先を見つけるまでの間は残留を選ぶ人もいることでしょう。少しでも心の負担を減らして仕事ができるように、5つの対策をご紹介します。
- 挨拶やミーティングを活用し、仲のいい人を1人でも作る
- 仕事と割り切り、気にしすぎない
- 部署異動をして、ストレス源と距離を取る
- 落ち込みやうつ症状があるなら休職する
- いじめやパワハラなど、辛いなら退職する
適応障害やうつ病にならないように、早急に対策を知って、取り入れましょう。
1. 挨拶やミーティングを活用し、仲のいい人を1人でも作る
1つ目は「挨拶やミーティングを活用し、仲のいい人を1人でも作る」です。
交流が希薄で孤立してしまった場合には、1人でもいいので、仲良くできる人を作るのをおすすめします。
全員と仲良くするのはハードルが高いですが、1人だけならできそうな気がしませんか?
おすすめは「優しそうな人」「面倒見のよさそうな人」に挨拶やミーティングでの声かけです。
- おはようございます。今日もよろしくお願いします
- おはようございます!ストライプの柄がよく似合っていますね
- ミーティングの説明、分かりやすかったです。何かコツがあったら教えてもらえませんか?
- ○○さんの記録、読みやすいですね。何か心がけていることがあるんですか?
褒められて嫌な気分になる人はいません。興味を持ってもらえたら、交換を抱く人の方が多いでしょう。
1人でも仲のいい人ができることで、完全な孤立状態でなくなり、出勤する辛さやしんどさが緩和されます。
なるべく爽やかで自然な笑顔を心がけて、挨拶してみましょう。
2. 仕事と割り切り、気にしすぎない
2つ目は「仕事と割り切り、気にしすぎない」ことです。
無視されたり、空気のように扱われたりすると、誰もが精神的にしんどくなるものです。
けれども、敢えて「仕事があくまで生活のため」などと割り切ることで、ストレスを引きずりにくくなります。
仕事おわりの楽しみを作ったり、アフター5を充実させたりすることで、一層割り切りやすくなるでしょう。
会社での寂しさや悲しさは残ったとしても、楽しみや充実した時間が仕事おわりや休日にあることで、そこまで気にしすぎないで済みます。
3. 部署異動をして、ストレス源と距離を取る
3つ目は「部署異動をして、ストレス源と距離を取る」ことです。
複数の部署のある会社に勤めているのなら、別部署を希望するのも手です。孤立させた上司や同僚と物理的に距離が離れることで、しんどさが和らぎます。
転職を覚悟している場合にも、よく会社を探すと数か月かかることもあるので、ストレスを減らす意味で部署異動を出すのは良いでしょう。
ただし、部署異動の願いを出しても、必ずしも通るとは限りません。特に会社での欠員などがない場合には、移動できないことも多々あります。
その場合には、4,5つ目の方法にトライしてみてください。
4. 落ち込みやうつ症状があるなら休職する
4つ目は「落ち込みやうつ症状があるなら休職する」ことです。
・気分の落ち込みが2週間以上続いている
・最近楽しいと感じない
・出かけるのも人に会うのも億劫だ
・○○がしたい、という意欲がわかない など
うつ症状が出ている場合には、無理に出勤を続けると症状の悪化を招きます。思い切って休職しましょう。
たいていの場合、診療内や精神科を受診し、診断書を会社に提出することで、休職は可能です。
これぐらい大丈夫、と我慢するよりも、苦痛を減らすために休職に動きましょう。
5. いじめやパワハラなど、辛いなら退職する
5つ目は「いじめやパワハラなど、辛いなら退職する」ことです。
・業務連絡も自分だけ回ってこない
・仕事を与えてもらえない
・集団で無視される
・悪口や陰口を連日言われている
・上司から人格否定の言葉を浴びている など
職場いじめやパワハラの域にまで達しているのなら、すぐに退職してください。逃げるのは甘えではなく、心と体を守る防衛行動です。
そのまま勤め続けると、あなたの心が壊れてしまうかもしれません。
仮にうつ病になって、弁護士にパワハラ訴訟をして慰謝料を請求できたとしても、元の健康な状態を取り戻せるわけではありません。
その後何度もうつ病を発症し、働けずに収入の不安を抱えたとしても、会社が全面的に面倒を見るわけではないのです。
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お金はかかりますが、最短即日ですぐに退職でき、嫌な気持ちのまま働かなくて済みますよ。
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退職をして辛い現状から抜け出そう
孤立して出社が辛く、辞めたいのなら、辞めて構いません。
退職は逃げでも、甘えではないのです。周りが悪くいってきたとしても、その人たちがあなたの今後の人生を保証してくれるわけではありません。
あなたの心と体を守るために、辞めたいという気持ちを尊重しましょう。
職場いじめやパワハラを受けていると、上司を見るだけでも怖くて、言い出せないかもしれません。そんなときには、退職代行サービスを活用し、いち早くその会社から抜け出しましょう。
悲劇を繰り返さないために、孤立する原因を取り除き、次の会社では自分らしく働いていきましょう。