仕事の理不尽に耐えられない!つらさから解放される9つの方法

新人だからと無茶ぶりを要求されたり、コロコロ上司の指示が変わって振り回されたり、仕事の理不尽さで苦しんでいませんか?

 

たまになら「仕事だし」と割り切れても、しょっちゅう怒るようでは我慢の限界を迎えるかもしれませんね。そこで、「理不尽な仕事がつらいときに試したい!9つの方法」をご紹介します。

 

しかたないと耐え忍ぶではなく、上手にストレスケアや対処行動などを学び、取り入れていきましょう。

 

理不尽な仕事に耐えること≠大人になること

孤立

  • 仕事する以上は理不尽なことは仕方ない
  • 不条理に耐えるのが大人になることだ
  • 仕事が理不尽で当たり前 など

 

理不尽に耐えることがさも大人になることのように言う人もいます。けれども、それは間違いです。理由は2つあります。

 

1つは「感情や本音の抑制による本音の見失い」がよく発生するからです。心理士として相談に乗っていると、「やりたいことがわからない」と話す人が多いことに気づきます。

 

けれどそれは、つねに周囲に同調し、本音や希望を後回しにした結果、本当の感情がわからず、人生の方向性や重要な決断もできなくなってしまうのです。

 

もう1つは、心の限界を超えてしまっては、適応障害や不安障害、うつ病などを発症する人も多いからです。我慢しすぎてうつ病になってからでは、回復までに時間がかかります。会社を辞めて療養しても、服飾までに時間がかかるケースが少なくありません。

 

理不尽な仕事を我慢し、耐え続けることで、周囲の人にとっていい人(都合のいい人)になることはできます。けれど、それ以上に失うものも多いことに気づいてください。

 

理不尽な仕事がつらいときに試したい!9つの方法

では、理不尽な仕事がつらくてしかたないときには、どうしたらいいのでしょうか?ずばり9つの方法を試してください。

 

ここでは、考え方や心のケアにフォーカスを当てた解決策と現状打破に向けた解決策の2軸でお伝えします。

 

1. 正解は人の数だけあると知る

1つ目は「正解は人の数だけあると知る」ことです。

 

・新人だからと雑用を押しつけられる
・手柄をすべて上司に横取りされる
・面倒なクレーム対応を押しつけられた
・しょっちゅう上司の命令が変わる
・ミスを自分のせいにされた
・上司が無理難題を行ってくる など

 

仕事をする中で「なぜ自分だけがこんな目に遭うんだ」と泣きたくなることもあるものです。

 

けれども、仕事の在り方や考え方は、人の数だけ存在します。

 

人によっては「新人=下積みだから、雑用係だ」と考える上司に当たれば、雑務ばかりを押しつけられるのは当然と言えるでしょう。

 

また、「部下の手柄はすべて俺のもの」「部下のミスはそいつのせい」など、とんでもない考え方を持っている上司がいれば、手柄の横取りやミスの擦り付けをされてしまいます。

 

とても嫌なことですが、価値観や考え方は千差万別。「そういう人なんだな」と理解することで、強い怒りややりきれなさも解消されるでしょう。

 

 

2. 上司や先輩視点で考えてみる

2つ目は「上司や先輩視点で考えてみる」ことです。

 

無謀と言えるようなノルマや目標を与えられたり、タイトな納期を迫られたりすると、理不尽だと叫びたくなりますよね。

 

けれども、上司や先輩の視点で考えてみると、ある種やむを得ないと思えるケースもあります

 

・株式会社として営利を出さなくてはならない
・目標未達だと、上司に詰問される
・ノルマ未達が続けば役職が解かれる など

 

会社である以上は、利益を追求しなくては給料を従業員に払うことができません。だからこそ、ときには無謀と言えるような目標やノルマを与えられることもあるでしょう。

 

あるいは、上司もさらに上司から「目標やノルマ」で追い立てられているのかもしれません。

 

上司や先輩の視点で考えることで、怒りや不満が和らぎ、責任や立場によるものと理解しやすくなるでしょう。

 

3. 指示の意図や背景を聞く

上司

3つ目は「指示の意図や背景を聞く」ことです。

 

コロコロ指示が変わるときや訳の分からない指示などは、混乱や不満をもたらします。けれども、指示が変わる時には何らかの事情があるかもしれません。

 

・何か状況が変わったのか?
・なぜ指示が変更になったのか?
・変更してどうしていきたいのか?

 

事情を知ることで、もやもやする頻度も減ります。

 

実際に、ある会社ではしょっちゅう上司の指示が変わり、ついていくのに疲れたこともありました。けれど、あるとき「ここまで変わるのは何か事情があるんですか?」と聞いてみたのです。

 

すると「どの方法が一番効率的で目標が達成されるか試している」との返答が来たのです。コロコロ指示が変わるのは、上司によるデータ収集だったのです。聞いたことで、すんなり状況が理解でき、「振り回される」不満が和らぎました。

 

あなたも不満に感じているのなら、一度聞いてみるのをおすすめします。

 

4. 過剰な仕事を可視化し、再分配を依頼する

4つ目は「過剰な仕事を可視化し、再分配を依頼する」ことです。

 

・なぜか1人だけ仕事量が多い気がする
・1人だけ残業になることも多い
・部署外の業務などまで任される など

 

過剰な仕事量で疲弊し、「不公平だ」「ひどい」と感じているのなら、今の仕事量がいかに多いのかを可視化させましょう。なぜなら上司の説得には「数字」や「データ」が欠かせないからです。データを集められたら、資料にまとめて、上司にプレゼンをします。

 

数値化することで、「お前だけに仕事をさせていたんだな」と気づき、仕事量の減少や別の人への分配をしてもらえるでしょう。

 

平均的に仕事ができる人やイエスマンタイプの人には、仕事が与えられやすい傾向にあるため、資料を作って交渉するのがおすすめです。

 

5. できるだけ聞き流す

仕事

5つ目は「できるだけ聞き流す」ことです。

 

理不尽だと感じる理由が「ストレス発散で怒鳴る上司」「気分で行動が変わる先輩」などの場合、下手にリアクションをするとエスカレートしかねません。

 

相手がおもしろいと感じることがないよう、可能な限りスルーしましょう。精神的にしんどいときには、給湯室やトイレに逃げるのもアリでしょう。

 

憂さ晴らし的に怒る人や気分屋には近づかず、過剰な反応をせず、放置するのが無難です。

 

6. 休日はしっかりリフレッシュする

有給休暇

6つ目は「休日はしっかりリフレッシュする」ことです。

 

仕事終わりや休日にも、仕事の事が頭をよぎり、憂うつな気持ちになっていませんか?休日には仕事の事など考えず、思い切りリフレッシュしましょう。

 

・趣味に没頭する
・友達や家族と会う
・温泉やサウナに入る
・旅行に行く
・スポーツで身体を動かす
・推し活で盛り上がる など

 

たっぷりと週2日満喫することで、鬱蒼とした気持ちも回復します。ぜひお休み中には、仕事用の携帯もオフにして、満喫しましょう。

 

7. 上長に相談する

ハラスメント

7つ目は「上長に相談する」ことです。

 

課長の問題言動には部長に相談するなど、上司の行動が問題の場合には、そのさらに上の上司に相談しましょう。

 

なかなかアポイントを取り付けるのが難しいかもしれませんが、社内メールや社内チャットから個別に簡易な事情を告げて、アポを取り付けるのも有効です。

 

上司が怖い、上司が理不尽な場合には、さらに力にある人に相談をし、現状を改善してもらいましょう。

 

 

8. 人事に相談・報告をする

書類

8つ目は「人事に相談・報告をする」ことです。

 

仕事での理不尽な内容が手柄の横取り、ミスや責任の押し付けなどをされる、一方的に説教や怒鳴られるなど、会社としての問題行動の場合、人事への報告も有効です。

 

相談や報告時には、できるだけICレコーダーによる記録や詳細のメモなど、証拠物も併せて提出しましょう。

 

証拠を併せて提出することで、社内調査や監査などが動いてくれるかもしれません。抜本的な解決にも期待できるでしょう。

 

9. 退職をする

9つ目は「退職する」ことです。

 

人事や上長へ相談したり、視点を変えたりなど、自分なりに工夫をしても理不尽な仕事が続いていて辛いなら、退職するのも1つの方法です。なぜなら人を変えるのは困難だからです。つらい現状があるのなら、うつになる前に脱出しましょう。

 

もちろん、社内の部署異動やジョブローテーション制度があるのなら、退職以外に理不尽から解放されることもできます。社内環境や制度をよく調べ、ないようなら退職を検討してみてください。

 

理不尽な会社にもう耐えられない!辞めたくなった時のアドバイス

今の会社が理不尽で「もう耐えられない」「今すぐにでも辞めたい」という人も多いのではないでしょうか?そんな人向けに、ストレフリーで退職する方法や体験談をご紹介します。

 

【結論】もうこれ以上耐えられないなら辞めてもいい

笑顔

まず伝えたいのが、耐えられないのなら「辞めていい」ということです。退職は決して逃げではなく、労働者の権利です。

 

理不尽で正当に評価してくれない会社や男尊女卑で歪んでいる会社の場合には、長く働き続けることで、正常に考える力も失われていきます。

 

「もう無理」「辞めたい」は、心のサイン。無理をせずに退職に向けて動き出しましょう。

 

 

 

ストレスフリーで退職する方法

理由

辞めると決めても、高圧的な上司や理不尽な上司相手では、一筋縄ではいきません。辞めていいと言われても引継ぎに数か月以上かかったり、嫌がらせに発展したりするリスクもあるからです。

 

そこで、ストレスフリーで辞めたい人には「退職代行」がおすすめです。めんどうな上司との交渉や退職の手続きをすべて引き受け、最短即日で退職に導いてくれます。

 

トラブルなく円満退職したいのなら「実績数と運営年数」が多い会社を選びましょう。なぜなら長きにわたって運営している会社には相当のノウハウが蓄積していて、豊富な実績数があるからこそ、退職失敗を回避できるからです。

 

25社以上の退職代行を比較し、実績数と運営年数をもとにした退職代行ランキングにまとめましたので、退職成功させたい人は一読くださいね。

 

>>実績数と運営年数をもとにした退職代行ランキング

 

退職して理不尽な環境から脱したエピソード【体験談】

アウトプット

私の知人で、とても理不尽な仕事環境で働いていた人がいます。好きな仕事に就くことができたものの、嫌がらせのように業務量が1人だけ多く、1人だけ残って残業もしょっちゅう。

 

上司に仕事量が多いことを告げても全然変えてもらえずに、しだいに不満が募り始め、退職を検討するようになりました。

 

上司に意を決して退職を伝えたそうですが、人手不足を理由になかなか受理させずに数か月。ついに心が悲鳴を上げて、メンタルクリニックにお世話になるまでに悪化していきました。

 

メンタル不調になった段階で退職したため、しばらくはニート状態。数か月経って精神的に落ち着き、医師からGOサインを経て、再就職して行きました。

 

次の会社は残業があるものの、チームで力を合わせることができ、つらさがあまりないと語っていました。

 

理不尽な会社はなるべく早くに退職することで、心身を犠牲にすることなく、退職できます言い出せずに時間が過ぎそうな人は、退職代行に無料相談してみるのもよいでしょう。

 

\退職検討中のあなたへ/

 

辞めてもいい。心が限界になる前に退職しよう

感情

「大人になったらこれぐらいの理不尽はあって当たり前」「仕事は理不尽で当然」という人もいますが、そういう人は受け流す力が強いのかもしれません。

 

スルーすることができず、ストレスを真正面から浴びる人ほどうつ病になる人が多いです。人と比べて我慢してメンタルを悪化させるよりも、身の安全を一番に考えて辞める方がおすすめです。

 

あとから「もっと早く辞めていれば」と嘆いても、だれも責任を取ってくれません。大事な自分の心身が悲鳴を上げているのなら、退職をして辛い現状から自分自身を解放してあげましょう。

 

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