四半期ごとに上司と行われる目標設定の面談。ノルマのある職業でないだけに、目標なんて出てこなくて苦痛に感じていませんか?
営業職ならともかく、事務職だと思い浮かびませんよね。けれど、とりあえずで答えると曖昧なことを責められ、精神的に来るかもしれません。
そこでこの記事では、会社の目標設定が浮かばないときの対処法や無意味な目標設定から逃れる方法などについて、お伝えしますね。
もくじ
会社の目標設定が思い浮かばずにつらいときの対処法
強制的に自分で考えるように言われる「会社の目標設定」。
必死で考えても、コレと言ってやりたいこともなく、全然浮かんでこない人も多いものです。そこで、3つの対処法をご紹介します。
すらすら目標が出てくる人をマネする
1つ目は「すらすら目標が出てくる人をマネする」ことです。
営業職でない限り、目で見えるような成果や目標を掲げにくいでしょう。人事や経理などの事務職では、基本的に来たものを処理することが多いからです。
そこで、自力で考えるよりも、すらすらと目標が言える人をマネしましょう。四半期の上司との目標設定面談が苦痛でない人に質問をし、どんなことを目標にしているのかを聞いてみると、参考になります。
「こんな目標でもいいの?」「こんな設定のしかたがあるんだ」と、意外な発見があるかもしれません。
まずは目標設定面談が苦痛でない同僚や先輩などを見つけて、話を聴いてみてください。
使いまわしできる目標を立てる
2つ目は「使いまわしできる目標を立てる」ことです。
さいしょの1~2回は絞り出せても、だんだんと目標にするものがなくなってきているかもしれませんね。けれども、前回と同じ目標だと、考えていないと疑われたり、使いまわしをしていると怒られたりするリスクがあります。
そこで、3~4つくらいのパターンで使いまわしをしてみましょう。年に4回ある会社でも、4つ用意すれば少なくとも1年間は重複しません。何も考えていないと思われず、切り抜けられるでしょう。
数字を使う
3つ目は「数字を使うこと」です。
・抽象的だと言われる
・目標が曖昧だと怒られる
・シナリオが甘いと言われる
・効果検証ができないと叱責される など
目標はできるだけ「数字」にしましょう。数字を入れるだけで、具体的な目標に見えます。
人事や経理などの事務でも設定できる目標例もいくつか挙げておきますね。
・無遅刻無欠席
・受注ミスを5%に低下させる
・打ち間違えを0件にする
・受電の待機時間を20%短縮する
・16:30までのメールにはその日のうちに返信する など
大きすぎる目標を立てると、のちに未達で詰められかねません。実現が可能で、少しでも成長できそうな目標を用意するとよいでしょう。
意味を感じられない目標設定面談の切り抜け方
お金のために働いている側からすると、「目標設定面談とかいらない」「疲れるし、やりたくない」のが本音だと思います。
けれども、業務効率化の方向性を誤った会社では、事務職でも目標設定を義務化され、年に数回上司と面談しなくてはなりません。
意味を感じられない目標設定面談を切り抜けるには、3つのポイントがあります。「事前に準備をする」「会社の目標に合わせた目標を言う」「前回と重複しない」です。
ぶっつけ本番で挑むと、前回と同じ目標で「お前は考えていないだろ?」「仕事をやる気があるのか?」など、詰められてしまうかもしれません。
苦痛な時間にならないように、事前に目標を決めてから挑みましょう。
上司からの好感も得たいなら、会社の抱負や年次目標に沿った目標を用意するのがおすすめです。事前に社長やチームなどの目標をよく確認しておくと、ズレなく設定できるでしょう。
ただし、これっぽっちも思っていない目標を達成するのは、苦痛の原因になります。会社の目標とあなたの方向性が合わないなら、無難な目標を用意しておくのをおすすめします。
無意味な目標設定から逃れる方法
なんとか上司との目標設定の面談を切り抜けても、早ければまた3か月後、遅くとも半年後にはまた目標設定の面談があります。趣味に没頭したい人や会社での目標が全然ない人にとっては、たまらなくストレスでしょう。
会社の目標設定が辛くて逃れたい人向けに2つの方法を紹介します。
目標設定のある会社を退職する
1つは、目標設定のある会社を退職する方法です。
事前に引き継ぎ書を用意したり、目標設定の行っていない会社をリサーチして転職活動したり、準備を重ねましょう。嫌で仕方ない会社を辞めることで、ストレスからは解放されます。
たかが目標設定と言われたとしても、面談の日は休みたくなるくらいなら、精神的な苦痛も大きいはずです。周囲の意見に左右されず、ご自身にとって快適な職場環境を手に入れるべく、動きましょう。
なお、同じ環境にならないように、転職ではエージェントを通して確認したり、OBやOGの話を実際に聞いたりするのをお忘れなく。
上司の説得が難しいなら「退職代行」を利用する
退職を告げてすんなりと手続きが完了すればよいのですが、上司がごねる、人手不足を理由になかなか辞めさせてくれないことも少なくありません。
上司の説得が難しいようなら、退職代行を利用するのをおすすめします。退職代行は、いわば退職のプロです。退職代行が会社にきちんと退職の意思を告げ、すべてやり取りを代行してくれるため、精神的な負担もないでしょう。
トラブルなく辞めたいのなら、退職代行の成功率が100%で、実績数と運営年数の長い会社を選ぶのがカギです。豊富な経験をもとに、円滑な退職をサポートしてくれます。
25社以上の情報をまとめましたので、参考にしてくださいね。
目標設定がない会社に転職してストレスフリーになろう
目標を決めろと言われても、「特にやりたい仕事でない」「お金のための仕事だし…」など、会社の目標なんて浮かばないかもしれません。それはあなたが悪いのではなく、会社との相性です。
アフター5や休日などを生きがいにする人、仕事や給料よりもゆとりある時間を重視する人にとって、目標を常に考えなければならないのは、しんどいでしょう。
合わない会社でずっと働く苦痛を味わうくらいなら、あなたにとって働きやすい会社に転職したほうが幸せになれるでしょう。
退職の手続きや説得で時間がかかるようなら、退職代を使ったほうがよっぽど早く、ノンストレスで退職できるかもしれません。
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