- 長時間同じ姿勢ばかりで腰が痛い
- 介護や看病で腰に負担がかかる
- 痛すぎて仕事に集中できず辛い
慢性腰痛から、もう辞めてしまいたいと感じていませんか?退職理由が腰痛だなんて馬鹿にされそうと不安に感じているかもしれませんね。けれど、腰痛も立派な退職理由になります。
このあと「腰痛で辞めたいが甘え出ない理由」について、くわしく解説しますね。「今月限りで辞めるための3つの対処法」を知り、つらい腰痛持ちが負担なく働ける環境へと転職していきましょう。
もくじ
慢性腰痛で仕事を辞めたいのは甘えではない!正当な理由になるワケ
たかが慢性腰痛で辞めたいなんて、人に伝えたら「甘い」「ばかばかしい理由」と笑われそうと不安かもしれませんね。
けれども、慢性腰痛は立派な退職理由に該当します。なぜなら慢性腰痛を抱える人のうち3人に1人が辞めたいと切実に訴えている現実があるからです。
塩野義製薬と日本イーライリリーが実施した「慢性腰痛に対する意識・実態調査」において、「慢性腰痛で辞めようと思ったことがある」にあてはまると回答した割合が15.9%、ある程度あてはまるが19.3%でした。
画像引用:塩野義製薬、日本イーライリリー「慢性腰痛に対する意識・実態調査」
あなたと同じように35.2%の人が腰痛の痛みから、退職を検討している実情を考えると、決して甘えだなんていうことはできません。
さらに、厚生労働省が行ったけがや病気の認識調査では、男性の1位、女性も2位が「腰痛」という結果になりました。
それだけ多くの人が悩んでいるのです。たかが腰痛だなんて言えないでしょう。
腰痛を放置すると、少し動くだけで激痛がしたり、寝るときにも痛くて不眠になったりなど、日常生活に支障をきたします。腰痛くらいで辞めたいだなんて甘いかもと考えず、症状を悪化させないために退職するのも、賢明な判断といえます。
腰痛が限界!今月限りで辞めるための3つの対処法
もう痛みが限界を迎え、なるべく出勤せずに辞めたい人もいることでしょう。そこで、今月限りで辞めるための3つの対処法を紹介します。
「腰痛や不調具合を職場で見せる・話す」「退職理由を事前に用意する」「退職代行に依頼する」です。1つずつみていきましょう。
腰痛や不調具合を職場で見せる・話す
1つ目は「腰痛や不調具合を職場で見せる・話す」ことです。
痛みをグッと我慢していませんか?辞めたいのなら、同僚や上司など、ともに働く人たちに「腰痛で苦しんでいること」「起き上がるのもしんどいこと」など、具体的に伝えておきましょう。
何度も伝えておくことで、のちに退職を切り出してもすんなり理解してもらいやすいでしょう。
私の知人で、調理現場で働いていた人がいます。つねに数10キロの野菜やお肉の入った段ボールを運んでいるうちに、だんだんと腰痛体質に。ついには起き上がるのも一苦労で、職場で立っているのがとてもしんどくなりました。
治療院に通うようになったタイミングで、職場の人に治療の具合や日常生活を送る不自由さなどを何度も打ち明けていました。痛みを感じている様子も、職場内で見せていたようです。最終的に退職を伝えたときに、すんなり事情を理解してもらえて辞めることができています。
痛みを感じている様子を見せたり、伝えたりするのは恥ずかしいかもしれませんが、伏線を張っておくことで、会社の人も心構えができますよ。
退職理由を事前に用意する
2つ目は「退職理由を事前に用意する」ことです。
いよいよ腰が言うことを聞かずに、明日にでも辞めたいとなっても、退職の手続きが完了するまでに1~2か月ほど時間がかかるケースもよくあります。
事前に退職理由を用意しておき、早めに上司と面談で伝えましょう。
単に腰が痛いから辞めたいとだけ伝えると、「それぐらいみんな痛いんだ」「若いくせになにを言っているんだ」と怒られてしまうかもしれません。
上司が納得できそうな根拠や具体例などを用意しておくのをおすすめします。
退職代行に依頼する
3つ目は「退職代行に依頼する」ことです。
上司に退職を伝えても取り合ってもらえなかったり、むしろ説得されそうになったりした人もいるかもしれません。
自力で退職が難しそうなら「退職代行サービス」の活用をおすすめします。なぜなら退職代行を使うことで、めんどうな上司とのやり取りを代行してもらえ、自宅で待っているだけで退職手続きを終えてもらえるからです。
しかも最短即日での退職も可能です。なかなか辞められそうにない人や上司が怖い人などにはうってつけでしょう。
トラブルなく辞めたい人必見!退職代行の選び方
退職代行サービスも今はたくさんあります。失敗せずに退職したいのなら、「実績数と運営年数の多い会社」に依頼するのがポイントです。
なぜなら経験の浅い会社や創業間もない会社に頼むと、ノウハウが十分にないために、たとえやめられても会社とトラブルになるリスクがあるからです。それは不本意ですよね。
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腰痛持ちが仕事と両立させる3つの秘訣
退職するにしても、次に働く仕事は腰痛持ちが不自由することなく、働ける職場がいいですよね。そこで、腰痛持ちが仕事を両立させる3つの秘訣を紹介します。
重いものを持たない職種を選ぶ
1つ目は「重いものを持たない職種を選ぶ」ことです。
・調理
・保育
・看護
・介護 など
たとえば、保育士なら乳幼児のお世話をするため、つねに抱っこやおんぶの体力勝負となり、10~20キロくらいの子は抱えますよね。それが毎日のように続くと、腰痛が悪化して当然です。
転職先は、事務職や営業職、接客業や販売業など、なるべく重いものを持たない職業を選ぶとよいでしょう。
整骨院や整体院に通ったとしても、根本感知するケースもかなり稀です。多くの場合は通院が持続し、多少緩和して仕事が両立できる程度の回復が多いでしょう。
腰痛持ちが無理なく働くためには、根本的に悪化させるリスクのある職業を避けるのをおすすめしたいです。
日勤のみの勤務先を選ぶ
2つ目は「日勤のみの勤務先を選ぶ」ことです。
看護師や介護士などの場合、ローテーションで夜勤が回ってきます。しかし、夜勤の勤務時間は長く、自律神経系や体内リズムが乱れがちです。
交感神経が優位な状態が続くと、筋肉が硬直し、よけいに腰痛や肩こりの悪化を引き起こします。なるべく日勤の勤務先を選択しましょう。
たとえば、看護師をしているのなら、訪問看護師やデイサービスで勤務することで、夜勤なしで働くことも可能です。転職の際に、日勤のみの現場であるかを確かめてからエントリーしましょう。
看護師の仕事をしていて、疲れる、向いているか不安などの悩みがある人は、この記事もおすすめです。
残業の少ない会社を選ぶ
3つ目は「残業の少ない会社を選ぶ」ことです。
たとえ、デスクワークであっても、長時間同じ姿勢だと体に負担がかかります。職種を問わず、残業の少ない会社選びが肝心です。
運送業(ドライバー、タクシー運転手)もほぼ同じ姿勢で働き続けます。途中で休憩があったとしても、腰への負担が大きめのため、少なくとも残業のない現場を選ぶのをおすすめします。
求人では「残業が少ない」と書いてあっても、実際には毎日3時間以上の残業の会社もざらにあります。事前にネットリサーチをしたり、OBやOGなどの話を聴いたりなど、情報収集をしましょう。
腰痛持ちにきつい勤務先から、両立できる会社に変えよう
たかが腰痛と言われがちですが、なかなか完治が難しく、長いお付き合いになることも少なくありません。無理して働き続ければ、日常生活に支障をきたします。
「立ち仕事が多くてしんどい」「今の仕事を続けるのがきつい」などと感じているのなら、早めに退職しましょう。腰痛をこじらせてしまうと、もとの状態に戻るまで時間がかかってしまうからです。
もし少しでも早く辞めたいのなら、最短即日での退職が可能な退職代行がおすすめです。検討中の方への無料相談も行っていますので、まずは1人で悩まずに、LINE無料相談を利用してみてください。