HSPで飲食店を辞めたいときの対処法とは?実体験をもとにした合わない5つの理由

HSPで飲食店に勤めているけれど、仕事が合わなくて辞めたい気持ちになっていませんか?

でも、面と向かって言おうとすると、言いくるめられそうで、言いだせなくなるものです。

 

私もHSP気質が強い中、飲食店勤務をし、とても悩んだ末に退職しました。その時の経験を踏まえて、HSPと飲食店が合わない理由や退職後についても、リアルな実体験をお伝えします

 

退職を言い出せないときの対処法もご紹介しますので、つらい現状から抜け出しましょう!

 

HSPで飲食店を辞めたいけど、言い出せないときの対処法

HSPで飲食店を辞めたいけれど言い出せないときには、2つの対処法があります。

 

  • 勇気を出して退職を告げる
  • 退職代行サービスにお願いする

 

自力で頑張る方法と、他者の力を借りて辞める方法です。1つずつ紹介しますね。

 

勇気を出して退職を告げる

転職

1つ目は「勇気を出して退職を告げる」方法です。

 

HSPは相手の気持ちを汲み取るのがうまいため、本当は辞めたくても「人手不足だし我慢しよう」「すぐに辞めるのは迷惑をかけてしまう」と言い出せなくなるかもしれません。

 

私も飲食店で勤めていたときは、店長に言い出すまでに1~2か月かかり、さらに2人で話ができる場を作るまでにさらに時間がかかりました

 

退職を言い出すのに、とても勇気がいるのは、私自身の経験からもわかります。

 

けれども、つらい・苦しい・合わないと感じるなら、勇気を出して退職を告げましょう。退職を告げれば、しんどい毎日から解放されますよ。

 

退職代行サービスにお願いする

2つ目は「退職代行サービスにお願いする」方法です。

 

退職を告げるのが怖い方は、退職代行サービスにお願いするのも1つの手です。お金はかかりますが、退職の意思を代弁してくれて、退職手続きもすべて代行してくれます。

 

つまり、お金を払うだけで、ストレスフリーで退職完了してくれるんです。

 

退職代行サービスがおすすめの人

・退職を言い出すまでに時間がかかる人

・店長に退職を言い出すのが怖い人

・店長に言いくるめられそうで言えない人

・考えすぎて時間だけが過ぎてしまうそうな人

・ストレスで徐々に対象が悪化している人 など

 

当時、退職代行サービスの存在を知っていたら、利用していたと思います。自力でいうのが難しい人は、退職のプロにお願いしましょう。

 

ただし、安全に退職したいのなら「実績数」と「運営年数」が多い退職代行にお願いするのがポイントです

 

実績数が少ないとノウハウが蓄積していないため、トラブルに発展するリスクがあるからです。

 

確実に退職をしたい人は、実績数と運営年数をもとにした退職代行のランキングをご利用ください。

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HSPで飲食店が合わない5つの理由

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HSPが飲食店の仕事や雰囲気が合わないと感じるのは、おもに5つの理由があります。

 

  • つねに人目があるので気を使いすぎる
  • 忙しすぎる時間帯のピリピリ感が耐えられない
  • たびたびのイレギュラー対応にパニック
  • 合わない人間関係に疲れる
  • スピード勝負で心が疲弊

 

このあとHSPである私自身の実体験を交えて、お伝えしますね。

 

つねに人目があるので気を使いすぎる

レジ

1つ目は「つねに人目があるので気を使いすぎる」からです。

 

HSPが飲食店で気を使いすぎる場面

・あの人は急いでいるみたい。早く会計しないと

・何か探しているみたい。聞かないと

・怒っている?私、何かよけいなこと言ったかな・・・ など

 

飲食店には、お客様がつねに来店し、一緒に働く従業員とともに働きます。仕事中にはつねにお客様と接するため、神経がピーンと張り詰めてしまうのです

 

HSPでない人は、そこまで緊張感がないと思います。

 

けれどもHSPは洞察力や共感力が高いため、お客様のしぐさや表情から些細なサインを受け取れるのです。さらに、相手の立場に立って考えるため、応じたいと感じ、精神的にも疲れがちです。

 

 

 

忙しすぎる時間帯のピリピリ感が耐えられない

2つ目は「忙しすぎる時間帯のピリピリ感に耐えられない」からです。

 

イートインのあるレストランやカフェでは、一般的にランチやディナータイムなどは混む時間です。スーパーや食料品店なども、お昼や夕方が混みやすいでしょう。

 

混雑すると、だんだんと心にゆとりがなくなってきて、一緒に働く従業員たちからピリピリした空気感が出てきます。

 

ときに何かを頼む口調がきつくなったり、早口になったりすることもあるでしょう。

 

私もお昼の混雑した時間帯は、人手不足でレジ応援の音楽が流れたり、空気が一気にピリッとしたりして、早く対応しなきゃいけないプレッシャーが耐えがたかったです。

 

HSPは、些細な口調のちがいやピリピリした空気の変化を、敏感に察知します。そして、それが過剰刺激となって、精神的に負担になるのです。

 

たびたびのイレギュラー対応にパニック

パニック

3つ目は「たびたびイレギュラー対応にパニック」になるからです。

 

事務職や品出しなどの内勤の場合には、ルーチンワークが多めになります。けれども、飲食店だと、急な対応への変化もしばしば求められます

 

イレギュラー対応例

・〇日限定商品やメニュー

・分野外・業種外の質問

・思っても見ない要望

・感謝祭やキャンペーンによるイレギュラー対応 など

 

スーパーで働いていたときには、急に「○○詰め放題企画」や「キャンペーン商品(バーコード無し)」が始まったり、デモンストレーター(売り子さん)が急にやってくることになったりなど、予想外のことも多かったです。

 

しかも事前告知がないことも多くて、マニュアルのないイレギュラー対応が弱いHSPにとっては、かなりしんどかったです。

 

合わない人間関係に疲れる

4つ目は「合わない人間関係に疲れる」からです。

 

飲食店で働く方は、相対的に明るい方やポジティブ思考の方が多いように感じます。

 

HSP気質も、表面的には笑顔でそれなりに接することはできる方も多いでしょう。

 

でも、飲食店が合う人たちは、ファッションやトレンドなどへの興味関心が高かったり、心理的な距離感が近すぎたりなどで、合わないと感じる部分も多いかもしれません。

 

私自身、合わせることが大変だと感じたり、距離感が近すぎる関係に戸惑ったりなど、仕事が終わった後にドッと疲れることも多かったです。

 

無意識に察知してしまうHSPにとって、合わない人が多い環境は、辞めたいと感じる一因になります。

 

スピード勝負で心が疲弊

残念

5つ目は「スピード勝負で心が疲弊」するからです。

 

イートインスペースのある飲食店なら、できたてや熱々でお出ししないと、味わいや食感が変わるものもあります。臨機応変に、場に合わせて動くだけでなく、スピード感をもって動かなくてはいけません。

 

スーパーや食料品店なども、レジ打ちやお品物をサッカー台(荷物を入れる台)への運搬、減ってきた小銭の釣銭依頼やレジ袋の補充なども、すばやく行わないと後ろがつっかえます。

 

飲食店は総じてスピード感が求められるのです。

 

けれども、HSPは急かされる環境はとてもストレスになります。焦りやプレッシャーを人一倍感じてしまい、心が疲弊した結果、辞めたいと感じるまでになるのです。

 

【体験談】HSPで飲食店を辞めたエピソードとその後

HSPである私が、飲食店を辞めたエピソードとその後の行方についてお伝えしますね。

 

私の場合、飲食店系の勤務は、学生時代を中心に、「スーパーのレジ」「コンビニ」と経験しています。

 

まずスーパーのレジは、研修中の1か月目に「向いていない」と感じました

 

スーパーのレジが合わないと感じた理由

・早くレジを打たないと、レジがつっかえるから

・レジ打ちにもたつくと、混雑してレジ応援音楽が鳴るから

・レジ応援を鳴らしてしまった罪悪感が湧くから

・バーコードナシ商品などのイレギュラーが多いから

・つねにレジ待ちの人の視線が刺さるから

・レジ待ちさせて苛立っている人が怖いから

・混雑時間帯の張りつめた空気が耐えられないから

・明るい人が多く馴染めないように感じたから など

 

早々に馴染めない・合わないと感じた私ですが、すぐに辞めるのは教育担当者に申し訳ないと感じて、ずるずる半年ほど働きました。

 

けれど、精神的に疲れが溜まっていき、退職を決意。当時学生だった私は成績も下がってしまったので、学業専念を理由に翌月末で辞めました。

 

食品

2つ目の飲食店勤務は「コンビニ」です。個人的にスーパーのレジよりは断然向いていました

 

コンビニが向いていると感じた理由

・スーパーのようにつねに人目があるわけではないから
・レジ以外にフライヤー、品出し、発注などの業務も多いから
・相対的に接客の時間が少なめから
・働く人も内向的な人が多めだったから
・同じ時間帯勤務でも役割分担があり、雑談が少ないから
・キャンペーンなどはほとんどないから など

 

ただ、コンビニ業務は、予想以上に多岐にわたります。

 

宅配の受付をしたり、年賀状の販売をしたり、クリスマスの時期には売り子をしたり、FAXや入金の操作方法を聞かれたりなど、イレギュラーはそれなりにあります

 

けれども、深い人間関係が求められず、人目がないことはHSPの私には負担が少なかったです。結果的に、卒業まで働くことができました。

 

卒業後は、事務系の会社で会社員となりました。

 

一言で飲食店と括っても、向く―向かないことがあると思います。HSP気質にとって負担がない仕事を選ぶことで、ストレスが少なく働き続けることができますよ。

 

向いている仕事を選んで、ストレスフリーで働こう

おすすめ

想像力が豊かで、洞察力もあるHSPは、つねに人目にさらされる飲食店の仕事を、苦手、不向きと感じやすいです。

 

けれども、飲食店の中にも裏方が中心となる業務の募集もあります。雑談やイレギュラー対応が少なく、早くしなきゃいけないプレッシャーが少ない仕事を選ぶことで、ストレスフリーで働けますよ

 

今の仕事が辛くて辞めたいけれど、言い出せない人は、退職代行サービスを使ってください。費用は掛かりますが、引き留められる心配なく、無事に退職を完了してくれます。

 

言いたいのに言い出せずに、私のように半年近くも耐えていると、精神的に限界を迎えてしまうかもしれません。心が限界を超える前に、代行業者の力を借りてでも辞めて、ストレスフリーになりましょう

 

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