HSPで職場に馴染めない…気疲れや人間関係のストレスをなくす解決策

職場に心から馴染めず、居づらさや気疲れを起こしていませんか?

 

HSPは心の感受性が高いからこそ、必要以上に考えすぎて疲れたり、些細な一言でネガティブ思考になったりと、職場ストレスが溜まりがちです。

 

私もHSPで表面的にしか職場に馴染めない感覚が抜けず、悩んだ経験があります。

 

その経験を踏まえ、気疲れや人間関係の悩みを手放す対策として、「職場に馴染めないときにおすすめの行動」をご紹介しますね。

 

解決策や馴染めない理由を知って、自分を責める毎日から、あなたがHSPの良さを踏まえて働ける日々へと変えていきましょう。

 

職場に馴染めないときにおすすめの行動

周囲に合わせ、馴染もうと努力するほど、帰宅して何もしたくないくらい疲れ果てていませんか?そんなときには、HSPが職場に馴染めないときにおすすめの行動を試してみてください。

 

  • 全員と仲良くならなきゃいけない思考を手放す
  • 在宅ワークを増やす
  • 今の仕事がHSPに向いている仕事か考える
  • しんどい・きついなら退職も検討する

 

ここでは、私の実体験や実践して良かった行動を踏まえて、おすすめの行動をご紹介しますね。

 

全員と仲良くならなきゃいけない思考を手放す

自由

1つ目は「全員と仲良くならなきゃいけない思考を手放す」ことです。

 

性別や年齢、育ってきた地域や環境などがちがえば、考え方や行動パターンも違います。ときには、なぜこんなひどいことを言うのかと、理解に苦しんでしまうこともあるかもしれません。

 

HSPが理解に苦しむ職場内の言動

・どうして困っている人がいるのに、周りは助けないの?

・ブラックジョークが全然笑えない。相手がかわいそう

・そんなきつい言い方をするなんて、傷ついてしまうのに など

 

それでもHSPは「何か事情があるのかもしれない」「つらいことが合ったから辺りがきついのかもしれない」と感じ、仲良くしようと頑張るかもしれません。

 

けれども、職場に求める条件は人によって異なります

 

職場に対する考え方

・仕事は生活費のためと割り切っている人

・角が立たない程度に付き合えればいい人

・職場の人とプライベートでは付き合いたくない人

・職場の人と仲良くなりたい人 など

 

考え方がちがえば、行動も変わります。私も以前はどんな人にも歩み寄ろうとし、かえって悩んだことがありました。

 

けれど、仕事の目的のちがいに気づき、全員と仲良くなる必要がないと気付き、ハッと楽になりました。

 

働く理由は人それぞれです。全員と仲良くならなきゃという発想や思考を手放すことで、精神的に楽になりますよ。

 

在宅ワークを増やす

PC

2つ目は「在宅ワークを増やす」ことです。

 

HSPで職場に馴染めずにつらいときには、できるなら在宅ワークに切り替えましょう

 

在宅ワークのメリット

・怒鳴り声や叱責の声が聴こえてこない
・困っている人が気になり、仕事が手につかなく心配がない
・空気を読みすぎて疲れることがない
・人の様子が気にならない など

 

おうちで仕事をすることで、画面越しで作業することになります。深読みしすぎて疲れたり、表面的にしか馴染めていないと悩むことが減りますよ

 

今の仕事がHSPに向いている仕事か考える

3つ目は「今の仕事がHSPに向いている仕事かを考える」です。

 

馴染めないと悩むのは、実はHSPに合わない職場環境や仕事内容を選んでいることが要因かもしれません。

 

HSPにとって、つねにスケジュールに追われている職場や怒鳴り声の聴こえる職場は、空気がピリッとしていて、ストレスになります。

 

考えてみたほうがいいこと

・本当に今の仕事が自分に合っているのか
・どんな職場なら心地よいのか
・どんな仕事内容なら合うか など

 

働く前は楽しそう、合うと思っていても、いざ働いてみるとそうではないこともあります。

 

もしつらい、しんどいと感じるのなら、合う仕事へ移動願を出したり、転職したりするとよいでしょう。

 

なお、自分に合う仕事内容や職場環境がわからない人は、下記の「HSPに合う職場や職種」で選ぶのもおすすめです。

 

しんどい・きついなら退職も検討する

4つ目は「しんどい・きついなら退職も検討する」です。

 

気づかい上手なHSPにとって、退職するのはなかなかハードルが高いです。

 

上司や同僚に迷惑をかけてしまうんじゃないかと考えると、合わない仕事や馴染めない職場でも、無理して働く道を選ぶかもしれません。

 

けれども、きついと感じているのに働き続けると、ストレスが限界を超えてうつ病になるリスクだってあります

 

私も前職で合わない職場で無理して頑張っていましたが、ストレスで持病が悪化。あまり薬が効かなくなってしまい、最終的には退職しました。

 

我慢し続けると、心や体に支障が出ます。わたしみたいにならないように、早めに退職を検討してくださいね。

 

HSPで辞めたいけどいうのが怖いときの解決策

馴染めない会社で、出社するのもしんどいと、辞めたい気持ちが湧いてきますよね。でも、HSPにとって、辞めるのはとても勇気がいる行為です。

 

決心がつかずに、時間だけが過ぎてしまうかもしれません。そこで、辞めたいけど怖いときの解決策として

 

  • 辞める理由をあらかじめ用意しておく
  • 遠慮せずに退職を告げる
  • 辞めさせてもらえないなら退職代行を使う

 

の3つをこの後、紹介します。

 

辞める理由をあらかじめ用意しておく

アウトプット

1つ目は「辞める理由をあらかじめ用意しておく」です。

 

相手の気持ちになって考えられるHSPにとって、退職を言い出すのはとても勇気がいる行為です。

 

困った表情をされたり、悲しそうにされたりすると、決心がブレる恐れがあります。だからこそ、事前に退職理由を用意し、退職届も書いておくことをおすすめします。

 

シミュレーションをして挑むことで、怖がらずに上司に退職の意向を伝えやすくなります。

 

なお、退職理由に迷った方、退職届の書き方がわからない方は、下記のテンプレートを真似て書きましょう。

参考:退職届の書き方と理由のテンプレート

 

遠慮せずに退職を告げる

上司

2つ目は「遠慮せずに退職を告げる」ことです。

 

働く―辞めるのを決めるのは、あくまでも従業員です。辞めたい、と感じたときに退職する権利があります

 

人員不足だと言いづらさがあります。けれども繁忙期を見越して人員を増やす、従業員の定着率上昇の工夫をするなど、会社側としてもできた対策があったはずです。

 

勇気を出し、自分の気持ちに素直になって退職をしましょう。

 

辞めさせてもらえないなら退職代行を使う

3つ目は「辞めさせてもらえないなら退職代行を使う」です。

 

退職代行の利用がおすすめの状況

・上司の顔を見たら言い出せなくなった

・説得されてしまって退職できなかった

・引き留められて数か月働くことになった など

辞めることができなかった人も多いかもしれません。

 

退職の意向を受け入れてもらえても、繁忙期後などの曖昧な合意で、何か月働き続けることになるのか、先が見えないこともあるでしょう。

 

そんな自力で辞められないときには、退職代行サービスを使うのをおすすめします。

 

退職のプロがあなたの代わりに退職の意思を会社に伝え、やり取りもすべて代行してくれます。

 

待っている間に退職を完了してくれるので、苦手な説得を頑張る必要はありません。退職を検討中の方は、無料相談で困りごとを聞いてみるのをおすすめします。

 

>>まずは退職代行サービスをチェックする

 

HSPが職場に馴染めないホントの理由

不明

HSPの人が職場に馴染めないのは、おもに3つの理由からです。

 

  • 仕事内容や職場の雰囲気が合わない
  • ネガティブに考えすぎてしまうから
  • 1人で抱え込んでいるから

 

具体例も出して、お伝えしますね。

 

仕事内容や職場の雰囲気が合わない

1つ目は「仕事内容や職場の雰囲気が合わない」からです。

 

ピリピリした職場で、息ができないように感じたことはないですか?

 

HSPはとても感受性が高く、些細な変化もすぐさま察知できます。

 

だからこそ、イライラしている人や殺伐とした職場の雰囲気で働いていると、精神的なストレスが溜まりがちです

 

それなのに、表面的に仲良く振舞っている社内の人間関係に違和感がして、本質的に馴染みにくく、気疲れや馴染めなさを感じてしまいます

 

共感覚も優れているので、困っている人や落ち込んでいる人がいると、まるで自分事のように感じて、心が痛くなります。

 

それを放っておけと冷たく言い放つ職場では、馴染むのに苦労するのです。

 

HSPの人は些細なことにも敏感に反応してしまう繊細さん。だからこそ体育会系のノリや殺伐とした雰囲気では馴染むのが難しいです。

 

今の会社や職種、社内環境が合っているか不安な方は、「HSPに向かない仕事一覧」にあてはまってないか、チェックしてみるのがおすすめです

 

>>HSPに向かない仕事一覧をチェックする

 

ネガティブに考えすぎてしまうから

2つ目は「ネガティブに考えすぎてしまうから」です。

 

気持ちに敏感なHSPは些細な一言もなかなか頭から離れません。

 

家に帰った後に、1人反省会をしたり、ネガティブな妄想がさく裂して、メンタルがやみそうになったりすることもあるでしょう。

 

さらりと右から左に受け流しができれば楽になれますが、真面目で完ぺき主義なところもあるため、ネガティブが引きずりやすいです。

 

結果として、馴染めない理由が数珠つなぎのように出てきて、つらさが後を引くのです。

 

1人で抱え込んでいるから(断れない、相談できない)

ずるいのか?

3つ目は「1人で抱え込んでいるから」です。

 

HSPは相手の立場に立って考えたり、思考の先読みをしたりするのが得意な人も多いでしょう。

 

忙しい人に相談できず、かといってわざわざ休日や仕事後に相談に乗ってもらうのも気後れし、1人で悩みを抱えがちです

 

仕事も自分より周囲を優先するため、業務量が多くなり、1人で残業や休日出勤することもあるでしょう。

 

「言ってくれたらいいのに」と言われることもあるかもしれませんが、断り下手で相談下手だからこそ、人に頼むのにハードルがあります。

 

なので、1人で悩みや仕事を抱え込んでしまい、心から仕事に馴染むことができないのです

 

無理に馴染もうとしないでOK!つらいなら合う仕事を選択し直そう

仕事

HSPの想像力の豊かさは美点ですが、たまたま声をかけて返事がないだけでも「機嫌を損ねたかな」「嫌われているかな」などと、ネガティブに考えすぎてしまいがちです。

 

ぐるぐるとマイナス思考に陥り、表面的には仲良くなれても、心から馴染むことができず、どこか疲れが溜まってしまうかもしれません

 

けれども、職場にはいろんな人がいます。生活費のためと割り切っていて、人間関係に重点を置かない人も、自分さえよければいいという人もいます。

 

無理に馴染もうとして頑張らなくてOKです。

 

もし社風や仕事内容が合わないようなら、退職をしてHSPに合う仕事に転職する方法もあります

 

自力で退職の申し出が難しいのなら、退職手続きを代行してくれる退職代行サービスを利用するのも手です。

 

1人で抱え込まずに、まずは悩み事を無料相談してみてください。今後の道筋も見えて、スッキリしますよ。

 

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