アットホームな職場が苦痛…馴染めない悩みにはどうしたらいい?解決策

仲良しなアットホームな職場。いいと思って入社したけれど、だらだら業務や近すぎる距離感などに馴染めなくて、悩んでいませんか?

 

職場に馴染めないと、だんだんと出勤が苦痛で、辞めたいなぁという気持ちもむくむく膨れていきますよね。

 

そこで、この記事ではアットホームな職場に馴染めない人への対処法をご紹介します。どのケースに該当して辛いのかを把握し、解決してきましょう。

 

アットホームな会社に馴染めない人の4つのケース

ひとことでアットホームと括っても、おもに4種類に分類されます。あなたの職場はどれにあてはまるのか、まずは確かめてみましょう。

 

仕事が暇すぎてつまらないケース

退屈過ぎる

1つ目は「仕事が暇すぎてつまらないケース」です。

 

仕事が暇すぎてつまらないデメリット

・仕事量が少なくやることがない
・単純作業で全然頭を使わない
・ぬるま湯すぎて将来が心配
・だらだらで落ちぶれそう
・仕事で成長できない など

 

アットホームな職場でも一定の業務量はありますが、忙しいときと暇なときの落差が大きかったり、業務量自体が少なくて空き時間が多かったりするケースも多々あります。

 

「ラクできていいじゃん」と職場の人は言うかもしれませんが、真面目な人ほどやることがない状態が退屈で、現状に違和感が募っていくでしょう。

 

だらだら過ごす時間が長くなるごとに「私、このままで大丈夫?」と漠然とした不安が襲って来たり、仕事での成長をまったく実感できずに焦りを感じたりするかもしれません。

 

職場の人はのほほんと一切危機感がなく、自分1人だけがもやもやしている状態では、会話がかみ合いません。職場の人に話を合わせることはできても、違和感がぬぐえずに、いつまで経っても馴染めないと感じるのです。

 

雑談が多すぎるケース

雑談が多すぎる

2つ目は「雑談が多すぎるケース」です。

 

雑談が多すぎる会社のデメリット

・私語が多すぎる
・話し声がうるさく業務に集中できない
・仕事のメリハリがない
・プライベートをいろいろ詮索される
・私生活によけいなアドバイスをされる など

 

よく言えば和気あいあいと穏やかな雰囲気と言えます。けれど、別の視点で見つめると、学生の延長線上のような、メリハリのない環境ともいえるでしょう。

 

私語が多くて、仕事への緩急がなく、人によっては集中できずに苦労するかもしれません。

 

「仕事に集中したいので」と言っても、ゆるい会社では「そんな真面目に働かないでいいよ」とサボるように進められ、もやっとする人もいるでしょう。

 

さらに、仲良しの会社ではプライベートなこともズケズケ聞かれたり、悪気なくアドバイスをされたりと、ストレスのもとになります。家族経営の会社や少人数の会社などはその傾向が強いかもしれませんね。

 

親戚のおばさんたちのような穏やかなアットホームな雰囲気も、人によっては馴染めずにもやもやと不安のもとになります。

 

 

 

距離感が近すぎるケース

3つ目は「距離感が近すぎるケース」です。

 

距離感が近すぎるデメリット

・会話内容が他の社員にも筒抜け
・上下関係がなさすぎる
・プライベートなこともズケズケ聞かれる
・考えが閉鎖的
・仲良くなれない人は孤立 など

 

アットホームな会社は、よく言うとフラットな雰囲気の会社です。あまり上下関係がなく、先輩も後輩も関係なく、意見が言いやすいでしょう。

 

一方で、誰もが仲がいいために、1人に話した内容がほかの社員にも筒抜けになり、プライバシーがほとんどない状態になることもあります。

 

さらに、仲良くつるめる人は懇意にするけれど、誘いを断ったり、距離を取ろうとしたりする人は、集団で仲間外れにして孤立させることもあります。

 

業務に必要なことすら情報伝達をしなかったり、1人だけ風当たりがきつかったりすることもあるでしょう。とても閉鎖的で、同調圧力が強く、無言のプレッシャーを暗に感じるかもしれません。

 

馴染もうとする努力が欠かせず、ストレスも溜まりやすいでしょう。

 

 

仕事外の付き合いが多すぎるケース

飲み会

4つ目は「仕事外の付き合いが多すぎるケース」です。

 

仕事外の付き合いが多い例

・社員の誕生日会
・結婚祝いや退職祝いなどのプレゼント会
・スポーツ大会などの会社の行事
・BBQ大会
・ゴルフ大会
・飲み会
・役員主催のホームパーティー など

 

アットホームな職場では、集まりがよくあります。打ち上げや飲み会はもちろんのこと、休日にも遊びやホームパーティーに誘われたり、花見や紅葉狩りなどの四季折々のイベントが行われたりすることも多いです。

 

職場の人と仕事とは距離を置きたい人、プライベートと切り離したい人にとっては、時間外残業のような感覚になり、苦痛になるでしょう。

 

しかしアットホームな会社に長く務める人にとっては、楽しくて自主的に参加しています。職場の人と温度差があり、馴染めないでしょう。

 

馴染めなくて苦痛なときの3つの対処法

独特なアットホームな会社に就職してしまい、馴染めずに苦痛なときにはどうしたらいいのでしょうか?ここでは3つの解決策をご紹介します。

 

上司に相談をする

転職

1つ目は「上司に相談する」ことです。

 

悩んでいることを1人で抱えていませんか?しかし、誰にも伝えないと、馴染めずに悩んでいることに気づいてもらえません。上司に相談をし、対策を練りましょう。

 

伝える際には「困っていること」や「対応してほしいこと」など、要望をまとめておくとスムーズです。

 

要望例

・内向的な性格なので、頻繁な飲み会への不参加を理解してもらう
・上司から承諾を得て、社外行事の不参加を公認してもらうになる
・集中したいのでデスクをなるべく端の席にしてもらう など

 

要望が具体的であるほど、伝わりやすいでしょう。

 

ただし、相談する上司の固定概念が強かったり、不参加を認めない考えを持っていたりするのなら、相談しても解決は見込めないです。上司の性格によりけりでしょう。

 

雑談や交流も仕事として割り切る

残念

2つ目は「雑談や交流も仕事として割り切る」ことです。

 

近すぎる距離感や濃いコミュニケーションに戸惑うかもしれませんが、「お金のため」「交流も仕事」と割り切るのも1つの方法です。視点を変えることで、仕事と思い込むこともできるでしょう。

 

割り切り例

・仕事中に話しかけられる/雑談が多い
→円滑な関係を築くためのコミュニケーションと考える

・定期的な飲み会
→仕事での上司との交流の場と認識する

・ホームパーティーや社外行事
→同僚や上司の好みを知る場と考える など

 

仕事をする上で、良好な関係を同僚や上司と築くことは大事なことです。なぜなら悩みの9割が人間関係によるものだからです。

 

馴染めないと感じる濃い交流も「仕事として必要なこと」と割り切ることで、違和感やつらさも飲み込みやすくなるでしょう。

 

思い切って退職する

去る

3つ目は「思い切って退職する」です。

 

上司が偏った考えの持ち主であったり、仕事との割り切りが難しかったりするのなら、退職するのをおすすめします。

 

なぜならアットホームな職場は、もはや社風の1つであり、周囲を変えるのは難しいからです。それよりも自分が馴染める会社へと転職したほうが、早くストレスフリーになれるでしょう。

 

「馴染めないぐらいで退職なんて」と引っ掛かりを覚える人もいるかもしれません。けれども、仕事をする時間は1日の1/2~2/3と大部分を占めます。その時間が辛いのなら、早めに退職したほうが精神的にもプラスです。

 

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辞めたいけど引き留めが怖いときの対処法

辞めたいと思っても、上司になんていえばいいのか迷ったり、引き留められるのが怖くて言い出せなかったり、悩むかもしれません。そこで3つの解決方法を紹介します。

 

一身上の都合で押し通す

書類

1つ目は「一身上の都合で押し通す」です。

 

アットホームな職場の場合、社員同士の距離感がとても近いです。1人に話しただけで、全社員に筒抜けになることさえ考えられます。

 

そこで、正直に退職理由を話すのではなく「一身上の都合」「私事による自己都合」など、言葉を濁して退職するのをおすすめします。

 

もちろん、上司からは質問されるかと思いますが、法的には回答する義務はありません。一身上の都合で押し通してしまいましょう。

 

 

上司や同僚などにあらかじめ根回しを徹底する

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2つ目の方法は「上司や同僚にあらかじめ根回しを徹底する」ことです。

 

アットホームな職場は、みな仲がいい特徴があります。いきなりの退職宣言では、上司だけでなく同僚や先輩なども引き留めや説得をする可能性があります。

 

大勢の職場の人に引き留められると、退職が困難です。

 

事前に「最近体調が良くない」「父が家業を継いでほしいと言っている」「語学学校に通い始めた/留学っていいよね…と話す」など、それとなくにおわせておきましょう。

 

1か月くらいかけて、複数人に退職をにおわすことを伝え、やむを得ない事情で退職になりそうだと話しておけば、そこまでもめないでしょう。

 

退職代行サービスにお願いする

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3つ目は「退職代行サービスにお願いする」方法です。

 

一身上と告げてもしつこく理由を聞かれたり、事前の根回しでも心配されて引き留められたり、退職が困難な場合には退職のプロに委ねるのが近道です。

 

上司の説得や退職日のすり合わせ、業務の引き継ぎや私物の回収など、退職代行サービスが率先して動いてくれます。早ければ即日での退職も可能です。

 

お金はかかりますが、ストレスフリーで退職でき、すぐに転職に向けて動ける便利さがあります。特に退職代行の中では「実績数」と「運営年数」に重きを置くのが肝心です。

 

実績数が少ない会社では、トラブルが起こるリスクがあるためです。トップクラスの実績数のある会社で、なるべく運営年数の長い会社を選びましょう。

 

どの会社がいいか迷った人は、「実績数と運営年数」をもとにランキング化した記事があるので、参考にしてください。

 

>>実績数と運営年数をもとにした退職代行ランキング

 

 

アットホームな職場が合わない人は辞めてOK

社員同士の仲が良く、穏やかな雰囲気の会社は、ぱっと見は良い会社でしょう。

 

けれども、公私の区別がなく、根掘り葉掘りプライベートを探られたり、休日にも会社の人から連絡が来て飲み会があったりなど、距離感が近すぎてストレスを感じる人もいるものです。

 

ほんとうは精神的にきついのに、無理に合わせてばかりでは精神的な負担が強くなりがちです。勤めるのはあくまでもあなたですので、馴染めないのなら退職も1つの選択肢です。

 

上司に退職が言いにくければ、退職代行だってあります。くよくよ悩むより、あなたにとって最善の選択を選び取りましょう。

 

ちなみに退職代行の中ではニコイチがおすすめです。退職代行の中でもっとも運営年数が長く、4.4万件と圧倒的な実績数があるからです。

 

ノンストレスで退職したい人は、無料相談に乗ってもらい、退職への準備を始めてみてはいかがでしょうか?

 

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